2016年5月20日金曜日

アドバイザリースタッフ研究会メールマガジン Vol.33

2013年(平成25年)5月10日の創刊号からのバックナンバーをまとめてあります。
>>>メールマガジンバックナンバー一覧<<<

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アドバイザリースタッフ研究会メールマガジン Vol.33
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2016112日発行
アドバイザリースタッフ研究会会員 様

◆お知らせ
◆行政ニュース
◆研修会・学会案内
◆機能性表示食品の見方(9)
◆会員の皆様へのお知らせ
◆編集後記

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新年あけましておめでとうございます。

昨年中は、研究会活動にご参加いただきありがとうございました。
本年も、ご支援ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
皆様にとりまして、この一年が素敵な一年になりますことを祈念いた
します。

昨年は、機能性表示食品制度がスタートして、今後の健康食品業界に
とり、数年後に振り返るときに、エポックメーキングの年になったの
かもしれません。
既に、スタートして9カ月が過ぎ、届出受理製品も170を超え、関与
成分や保健機能もどんどん新しいものが増えています。届出を受理
されたものの科学的根拠を見ると、まだまだクエスチョンマークが
つくものも散見いたしますが、今後、制度が見直され、より良いものに
育ってほしいと思います。
また、昨年末、食品安全委員会から、国民向けに「いわゆる健康食品」
の利用に関するメッセージが出されました。消費者が健康食品の使用に
関して賢くなることの必要性を19のメッセージで伝えています。

今年は、いろんな機会にアドバイザリースタッフの必要性が発言される
と思います。ぜひ、皆さんも、この時流を生かし、活動を進めていただ
きたいと存じます。

それでは、アドバイザリースタッフ研究会メールマガジン「第33号」

を最後までお楽しみください。

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◆お知らせ
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アドバイザリースタッフ研究会主催「2016年春期研修会」に関して
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「2016年春期研修会」の申し込みは、1月20日前後から開始すべく、
現在準備を進めております。

日程が決まり次第、研究会ブログ、メルマガ号外にてご報告いたします。

「日程、会場決定」
2月27日(土) 名古屋 名城大学 名駅サテライト
3月12日(土) 大阪1 大手前学園
3月13日(日) 東京1 国立健康栄養研究所
3月27日(日) 大阪2 大手前学園
4月 3日(日) 福岡 九州大学医学部百年講堂
4月 9日(土) 東京2 国立健康栄養研究所

※現在、研修会についてのお問い合わせは受け付けておりません。
ご了承ください。
研修会の情報は下記より
「研究会主催研修会 情報」 



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◆行政ニュース (127日~15日)
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◆機能性表示食品届け出状況  12月◆
(消費者庁 123日、124日、128日、129日、1211日、
1215日、1225日)

消費者庁より、機能性表示食品の届け出状況が公表されています。
12月一カ月で、20品目(No.152171)が受理されました。
1231日現在、171品目の届け出が受理されています。
(うち2品目は、届出を撤回)

詳細は、
各製品の詳細は、


◆いわゆる「健康食品」に関するメッセージの公表◆
128日 食品安全委員会)

食品安全委員会より、消費者の皆さん向けに、いわゆる「健康食品」に関するメッセージが公表されました。

委員長、座長から国民の皆様へ
・「健康食品」に関するメッセージ
・「健康食品」に関する報告書
・「健康食品」に関する情報(Q&A



◆「特定保健用食品の表示許可等について」の一部改正について◆
1224日 消費者庁)

「特定保健用食品の表示許可等について」の通知の一部改正が公表されました。

今回の改訂内容は、下記より



◆「食品表示基準について」及び「食品表示基準Q&A」の一部改正◆
(12月24日  消費者庁)

食品表示の製造所固有記号の取り扱いについて、消費者庁より公表されました。



◆いわゆる「健康食品」に関する説明会 〜消費者の皆様を対象に〜◆
(12月24日食品安全委員会)

いわゆる「健康食品」に関する説明会  ~消費者の皆様を対象に~  開催のお知らせ

12月8日に公表した国民の皆様に向けて19項目からなる“「健康食品」
に関するメッセージ”として発信しメッセージの背景や内容について説明
するとともに、日頃から御関心のある事項についての質問を受けることとし、
下記の要領で説明会を開催いたします。

1.開催日時:平成28年1月28日(木) 14:00~17:00
2.会場: 食品安全委員会事務局 会議室
3.主催:食品安全委員会
4.募集人数: 消費者の方々を中心に約150名
5.参加料: 無料
6.プログラム(予定):
○開会
コーディネーター:食品安全委員会事務局長 姫田
○いわゆる「健康食品」に関するメッセージで伝えたいこと(仮題)
いわゆる「健康食品」に関する検討ワーキンググループ座長 脇 昌子
○いわゆる「健康食品」に関するメッセージについて
食品安全委員会事務局 評価情報分析官 池田 三恵
○質疑応答
○閉会
7.参加者の募集
申込先:



◆インターネットにおける健康食品等の虚偽・誇大表示に対する
要請について(平成27年7月~9月)◆
(12月25日 消費者庁)

消費者庁では、平成27年7月から9月までの期間、インターネットに
おける健康食品等の虚偽・誇大表示の監視を実施しました。
この結果、26 事業者による 31 商品の表示について、健康増進法第 31
第1項に違反するおそれのある文言等があったことから、これらの事業者
に対し、表示の改善を要請するとともに、ショッピングモール運営事業者
へも表示の適正化について協力を要請しました。

詳細は、



◆特別用途食品の許可について◆(1225日 消費者庁)

消費者庁では、本日(1225日)、健康増進法(平成 14 年法律第 103 号)
26 条第1項に基づき特別用途食品の表示許可を行いましたので公表いた
します。

今回許可を行ったのは、別紙の1件です。

雪印メグミルクぴゅあ ・・・・・雪印メグミルク株式会社

詳細は下記より



◆東京都作成の消費者向けの食品表示のパンフレット◆
1225日 東京都)

東京都より、食品表示法 食品表示基準手引編 「大切です!食品表示」が
公表されました。

下記よりダウンロードできます。



◆平成 25 年度「インターネット販売製品の買上調査」の結果◆
1228日 厚労省)

~購入したいわゆる健康食品の半数以上から医薬品成分を検出~
~危険ドラッグはすべて指定薬物又は麻薬を含有~

インターネット上で広告され販売されていた、いわゆる健康食品及び危険
ドラッグを購入し、国立医薬品食品衛生研究所で分析を行った結果、購入
したいわゆる健康食品 81 製品中、49 製品から医薬品成分が検出され、
危険ドラッグ 52 製品すべてから指定薬物又は麻薬が検出されたので
お知らせします。

詳細は
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11126000-Iyakushokuhinkyoku-Kanshishidoumayakutaisakuka/H25net_results.pdf


◆平成 25 年度「無承認無許可医薬品等買上調査」の結果◆
1228日 厚労省)

平成 25 年度「無承認無許可医薬品等買上調査」の結果について
~健康食品・危険ドラッグ 302 製品中 148 製品から医薬品成分・指定薬物等を検出~

いわゆる健康食品や危険ドラッグについて、厚生労働省の委託事業により、
各都道府 県(今年度は 47 都道府県が実施)で購入し、国立医薬品食品衛
生研究所で分析を行った結果、購入した 302 製品中、148 製品から医薬品
成分・麻薬・指定薬物※が検出されたのでお知らせします。

http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11126000-Iyakushokuhinkyoku-Kanshishidoumayakutaisakuka/H25results.pdf



◆機能性表示食品に関するパンフレット(英語版)◆
(12月28日 消費者庁)

機能性表示食品に関するパンフレット(英語版)が公表されました。

消費者向け版  What are ''Foods with Function Claims''?

事業者向け版  The system of ''Foods with Function Claims'' has been launched!



◆製造所固有記号及び機能性表示食品の届出に関する説明会の開催について
(1月5日 消費者庁より)

平成 28 年4月1日より、食品表示基準に基づく製造所固有記号制度の
運用が始まります。また、同日より、機能性表示食品の届出が電子化
されます。
これに先立ち、平成 27 12 24 日に、関連する通知・Q&Aを
発出しましたので、以下のとおり、全国9か所で説明会を開催します。


申し込みは、下記より

これに先立ち、平成 27 12 24 日に、関連する通知・Q&Aを
発出しましたので、以下のとおり、全国9か所で説明会を開催します。


東京会場――平成28127日(水) 1回目 10301300 2回目 14001630
福岡会場――平成28129日(金) 14001630
宮城会場――平成2821日(月) 14001630
北海道会場―平成2823日(水) 13001530
沖縄会場――平成2824日(木) 14001630
岡山会場――平成2825日(金) 14001630
愛知会場――平成2828日(月) 14001630
石川会場――平成2829日(火) 14001630
大阪会場――平成28215日(月)1回目 10001230 2回目 13301600



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◆研修会・学会 案内
※スケジュールはHPの研修会スケジュールでも確認できます
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19日~27日まで)

1.健康食品管理士会四国支部高知県部会研修会
2.第10回子どもの食育を考えるフォーラム
3.国立健康栄養研究所 17回一般公開セミナー
4.統合医療展2016
5.健康食品管理士会四国支部研修会
6.第18回脂質栄養シンポジウム
7.第36回健康食品フォーラム
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1.健康食品管理士会四国支部高知県部会研修会

日時:1月17日(日)
場所:高知学園短期大学 534教室
更新単位:管理士=5単位

講演
更年期の過ごし方―更年期障害とうまく付合う―』
  高知大学医学部 泉谷 知明 先生
『健康食品管理士のフィールドワークを広げるために』 
  小西行政書士事務所 小西 光子 先生
詳細は、



2.第10回子どもの食育を考えるフォーラム

日時1月23日(土)
場所 飯田橋レインボービル7階大会議室(東京)
更新単位:NRSA=5単位

講演内容、詳細は、



3.国立健康栄養研究所第17回一般公開セミナー

日時 平成28124日(日)
場所 よみうりホール

内容
基調講演 「食品の機能と安全性評価」
 内閣府食品安全委員会 委員長代理 山添 康 先生
講演1「食品の機能性表示について」
 情報センター長 梅垣 敬三 先生
講演2「食品の栄養表示について」
 食品保健機能研究部主任研究員 竹林 純 先生

詳細は、



4.統合医療展2016

日時1月26日(火)・27日(水)
場所 東京ビッグサイト 西2ホール
更新単位:NRSA=3単位ないし5単位

内容、更新単位に関しては、



5.健康食品管理士会四国支部研修会

日時:1月31日(日)
場所:徳島大学医学部保健学科A4階大講義室
更新単位:管理士=5単位

講演
『機能性表示食品制度における健康食品アドバイザリースタッフの役割』
 城西国際大学薬学部太田 篤胤 先生
『ヒトの健康保持におけるプレバイオテイクスの有用性について』
徳島大学 大学院医歯薬学研究部片岡 佳子 先生

詳細は



6.第18回脂質栄養シンポジウム

日時:1月31日(日)
場所:お茶の水女子大学(東京)
更新単位:NRSA=5単位

講演
・「低栄養の定義と歴史」
  神奈川県立保健福祉大学 学長  中村 丁次 先生
・「葉酸代謝から見たビタミン不足」
  淑徳大学 看護栄養学部 講師 平岡 真実 先生
・「周産期の栄養と DOHaD 仮説」
   山梨大学 生命環境学部 准教授 望月 和樹
・「高齢者の栄養管理 -特にフレイル・サルコペニア予防を目指して-」
   名古屋大学大学院医学系研究科 教授 葛谷 雅文 先生
・「隠れた栄養失調に対する栄養指導」
   臨床栄養実践協会 会長 足立 香代子 先生

詳細は



7.第36回健康食品フォーラム

日時:2月5日(金)
場所;全社協・灘尾ホール(東京)
更新単位:NRSA=5単位

講演
「日本食、機能性表示農林水産物などの今後の可能性」
  農林水産省 技術総括審議官 西郷 正道 先生
「「世界の健康に貢献する日本食の科学的・多面的検証研究の概要について」―農水省 異分野融合共同研究「医学・栄養学との連携による日本食の評価」―」
 京都大学大学院教授 松村 康生 先生
「米国サプリメントビジネス進出のポイントとFDA規制について」
 株式会社グロービッツ 代表取締役社長 春山 貴広 先生

詳細は、



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◆世話人の行ってみたい研修会
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(1)国立健康・栄養研究所 第17回一般公開セミナー

日時:平成28年1月24日(日)13:0016:00
場所:よみうりホール 千代田区有楽町1111 読売会館7階

内容
基調講演 「食品の機能と安全性評価」
 内閣府食品安全委員会 委員長代理 山添 康 先生
講演1 「食品の機能性表示について」
 情報センター長 梅垣 敬三 先生
講演2 「食品の栄養表示について」
 食品保健機能研究部主任研究員 竹林 純 先生

詳細は、

昨年は、800名以上の方が聴講されました。あまりにも参加者が多く、
配布資料が足りず、関係者に配られた資料が回収されたくらいでした。
今年も多くの人が参加されると思います。
私も受付付近でウロウロしておりますので、お声掛けください。

聴講することで、NRSAの更新5単位が認めらます。



(2)第五回長寿健康ベターエイジング講演会
「健康寿命を延ばすための食生活改善のすすめ」

日時:平成28年2月13日(土)10:3015:00
会場:東京栄養食糧専門学校
参加費(受講料・資料代・軽食代を含みます。):
一般の方 2000 円 / 学友会・学生 1,000 円 / 研究会会員 1,000

主催:学校法人食糧学院 長寿健康ベターエイジグ研究所
内容
基調報告 血管インフラ健全化計画とベターエイジング 
食糧学院 長寿健康ベターエイジング研究所長 岡部敬一郎 先生
講演1 アクティブライフを支える食生活     
食糧学院 東京栄養食糧専門学校講師 岸昌代 先生
講演2 配食/中食の利用方法 ~新しいフードサービスのかたち~
(株)武蔵野 商品開発部 田村真紀 先生   
講演3 赤血球産生過程における栄養素の役割 ~貧血予防~
東邦大学医学部講師 小林正明 先生
講演4 老化防止と食品について
戸板女子短期大学学長 辻啓介 先生

聴講することで、食品保健指導士 更新単位 1単位が得られます。
詳細は、




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◆機能性表示食品の見方(9) ~ 機能性の根拠となる論文 ~
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機能性表示食品もスタートから9カ月が経過し、170品目を超える
届出が受理されています。

もうそろそろ書くことがなくなるのではないかと思っているのですが、
毎回、いろんな問題が頭をよぎります。

今回は、機能性を評価している論文の、科学的な根拠について考えて
みたいと思います。
機能性表示食品制度に関しては、機能性の科学的根拠は、その製品で
臨床試験を行うか、すでに発表されている論文により、研究レビュー
を行うことになっています。
どちらの方法をとるにしても、査読付きの論文に公表されていること
が条件になります。
もちろん。学術論文として受理されているので、その試験内容・結果に
関しては、科学的に確かであるというのは間違えないのだと思います。
「効果がある」とするのは、対照群(プラセボ)と比較して、有意さの
ある結果が得られたので、「○○に関し、試験投与食品(成分)は効果
(機能性)がある」と言う結論を導き出しています。

これも、確かに事実であり、科学的な根拠と言えるのだと思います。

ここでは、個々の製品に関することは述べませんが、「それだけで機能性
がありますと言って大丈夫ですか?」と不安になってしまう根拠となる
論文が少なくないような気がします。
・評価例数 (1群 10例そこそこで評価できるのか?
・層別解析を利用しすぎていないか(あまりにも細かすぎて、本当に
意味があるのか?)
・有意差のある結果とはいえ、絶対的な変化を考えたとき機能性ありと
言えるのか?
・試験結果で得られた結果が、日常生活においても、同じ結果が得られる
といえるのか?
等々、評価の根拠となった論文を読むたびに、不安を感じてしまいます。

消費者から製品の効果に関して質問を受けたときに、「このような根拠に
基づいて、機能性表示されています。」と説明して、消費者の皆さんが
購入したいと思えるような製品を開発して欲しいと思ってなりません。
みなさんも、どれか一製品について、消費者庁から公表されている情報を、
じっくり読んで、一度検討してみてください。機能性表示食品の良い点、
不安の残る点など、きっと、自分なりの結論が得られるかと思います。
色んな解説も出ていますが、自分自身で、(一製品でよいから)しっかりと
読んでみるということが大事なことかと思います。

「機能性表示食品の見方」に対するご意見は



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◆会員の皆様へのお知らせ
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アドバイザリースタッフ研究会では、活動に参加していただける皆様を
広く募集中です。

■「全国の健康食品相談のできるアドバイザリースタッフ」リスト
 参加者の募集■

リストに登録した皆さんのもとに、消費者からの相談が届きはじめている
ようです。
http://advisory-staff.org/guidance/ をご覧ください。



■講演会・研修会 モニター募集(図書カードプレゼント付)

アドバイザリースタッフ研究会では、講演会モニターを募集します。



■会員情報の変更について■

メールアドレスの変更は以下よりお願いします。



■会員の皆様へのメッセージをチェックするには■

アドバイザリースタッフ研究会のブログでは、会員の皆様に向けての
メッセージを書き込むことがあります。



▼メールトラブルを防ぐためのお願い▼

A-Staff研究会のドメイン名「@advisory-staff.org」が迷惑メールに分類
され、はじかれないように、メール設定をお願いします。



――――――――――――――――――――――――――――――――
◆編集後記
――――――――――――――――――――――――――――――――

メルマガVol.33を最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今回のメルマガは如何でしたか。
「アドバイザリースタッフ研究会」は、本メールマガジン読者の
みなさんのための研究会です。多くの情報を提供するうえでも
皆さんの協力がなくては成り立ちませんので、ぜひともご協力の程
よろしくお願いいたします。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

消費者庁から、食品表示の製造所固有記号の取り扱いについても
公表され、これで、食品表示に関しては、一通り出そろい、あと
は加工食品について残り4年間で、新表示基準に従い表示が行わ
れることになっていくと思います。
食品表示は、その食品を使用する消費者のためにあるというのが
基本であり、どんなに良い情報を表示により提供できたとしても、
その表示内容を読み解く力が消費者に備わっていなければ、「小さ
い文字でたくさん書かれているけど、読んだことありません。見た
ことありません。」ということになってしまいます。

消費者庁は、消費者に食品表示を読ませることの啓蒙活動をしっかり
する必要があると思います。機能性表示食品に関しても、ラベルに多く
のことが所狭しと書かれていますが、何が書かれていて、購入の際には
読む必要がある、ということを啓蒙すべきと思います。その啓蒙の中に、
わからないことは、専門家に訊く、ということを指導していくべきと考
えます。

食品安全委員会から、国民への「いわゆる健康食品に関するメッセージ」
が発せられましたが、私が聞いた範囲では、一般の方は、ほとんどその存在
すら知りません。せっかく、国民へのメッセージを作っても、国民に届かな
ければ、メッセージになりません。行政は多くの良い資料を作っていると思
いますが、それを見てもらう方に届ける手段をとっていないよう気がして
なりません。ぜひとも、国民、消費者全員に届けられるような方策をとって
欲しいと思います。

アドバイザリースタッフの皆さんも、機能性表示食品や食品表示の見方に関
して、一般の方に機会ある毎に説明していくことが、アドバイザリースタッ
フの認知向上に、そして、専門家としての地位確立につながると思いますので、
積極的に説明をしていただきたいと思います。

2016年が、皆様にとって、素晴らしい年になることを祈念いたします。(KC

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メールアドレス info@advisory-staff.org
件名:メールマガジン投稿・意見・感想
に、お願いいたします。

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 研究会HP→ http://advisory-staff.org/
※※このメールの転送・転載を禁止します※※

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