アドバイザリースタッフ研究会メールマガジン Vol.25
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2015年5月7日発行
アドバイザリースタッフ研究会会員 様
◆お知らせ・ご案内
・NR資格者の皆さんへのお知らせ
・食品安全委員会メールマガジン購読のお願い
◆行政ニュース
◆研修会・学会案内
◆(NEW)機能性表示食品の見方(1)
◆会員の皆様へのお知らせ
◆編集後記
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こんにちは。
GWはいかがおすごしでしたか。街中すっかり新緑に覆われ、さわやかな
季節となりました。4月1日より、機能性表示食品の届け出が始まり、
5月6日の時点で20品目が受理されています。今後ますます数が増える
ことが予想されます。実際に市場に出てくるのは6月中旬になりそうです
が、その頃にはテレビ、新聞等で大きく取り上げられそうです。
また、今月末には、ついにトクホノンアルコールビールも販売される
とのことです。消費者にとって、選択肢が増える一方で、混乱も広がる
ことが予想されますので、機会ある毎に、説明をして、アドバイザリー
スタッフの知名度アップに繋がるように努めたいと考えます。
それでは、アドバイザリースタッフ研究会メールマガジン「第25号」を
最後までお楽しみください。
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◆お知らせ・ご案内―――――――――――――――――――――――
・NR資格者の皆さんへのお知らせ
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★NRの最終移籍手続きの締め切りは、5月31日まで★
受付期間:2015年4月1日より5月31日
移籍希望者は、上記受付期間中に日本臨床栄養協会と、 国立健康・栄養
研究所へのNR単位申請が必要になります。
詳細は、
◆お知らせ・ご案内―――――――――――――――――――――――
・食品安全委員会メールマガジン購読のお願い
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3月29日に開催された春期研修会東京会場②で講師を務めていただいた
内閣府食品安全委員会事務局長 姫田尚先生より、アドバイザリースタッフ
研究会の会員の方は、食品の情報提供者としての専門家なので、ぜひ食品
安全委員会のメールマガジンを登録いただき、最新の情報を得てほしいと
のリクエストがありましたので、ご案内いたします。
『食品安全委員会メールマガジン』の配信及び会員登録は、下記より
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◆行政ニュース (4月6日~5月7日)
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◆政府インターネットテレビ「大切な情報を消費者に伝える食品表示が
変わります」◆
(内閣府 4月9日)
消費者庁が食品表示法の施行に伴う食品表示の変更点を消費者向けに
説明した動画を政府インターネットテレビ上に公開致しました。
詳細は、
◆機能性表示食品届け出状況◆
(消費者庁 4月17日、4月24日、5月1日)
消費者庁より、毎週1度のペースで、機能性表示食品の届け出状況が
公表されています。
5月5日現在、20品目の届け出が受理されています。
詳細は、
◆平成25年国民健康・栄養調査報告◆
(厚生労働省)
厚生労働省より、平成25年国民健康・栄養調査報告が公開されています。
報告書は、下記よりダウンロードできます。
◆「農産物の有する機能性やその関与成分に関する知見の収集・評価」
の結果報告について■
(農林水産省)
農林水産省から日本健康・栄養食品協会に委託した「農産物の有する
機能性やその関与成分に関する知見の収集・評価」についての結果が
公表されています。
「農産物の有する機能性やその関与成分に関する知見の収集・評価」
結果報告
「農産物の有する機能性やその関与成分に関する知見の収集・評価」
結果報告 別添資料
また、ウンシュウミカン(β-クリプトキサンチン)と緑茶(メチル化
カテキン)については、消費者庁への届け出様式の記載例も公表されて
います。
詳細は、下記より
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◆研修会・学会 案内
※スケジュールはHPの研修会スケジュールでも確認できます
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(5月1日~6月7日まで)
1.健康食品管理士会中部支部研修会
2.第6回NR・サプリメントアドバイザー交流会
3.2015年NR・サプリメントアドバイザーレベルアップセミナー(名古屋)
4.健康食品管理士会北海道支部研修会
5.2015年NR・サプリメントアドバイザーレベルアップセミナー(福岡)
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1.健康食品管理士会中部支部研修会
日時:5月10日(日)
場所:藤田保健衛生大学(フジタ500)
更新単位:管理士=5単位、NR=2単位、NRSA=5単位
講演
■「醗酵乳製品の開発について」
森永乳業株式会社 平松 明徳 先生
■「腸内細菌とプロバイオティクス、プレバイオティクス」
東京大学名誉教授 上野川 修一 先生
詳細は、
2.第6回NR・サプリメントアドバイザー交流会
日時:5月16日(土)
場所:日本調剤山手薬局
更新単位:NR=4単位、NRSA=10単位
◇テーマ…こんな時どうする?~NR・サプリメントアドバイザーとして~
第1部…
講演:日本臨床栄養協会理事・副作用情報室長 堀 美智子 先生
第2部…グループワーク
第3部…発表とまとめ
詳細は、
3.2015年NR・サプリメントアドバイザー
レベルアップセミナー(名古屋)
日時:5月23日(土)
場所:名古屋国際会議場1 号館4 階141+142 会議室
更新単位:NR=4単位、NRSA=10単位、管理士=5単位
講演
■「栄養に関わる人の遺伝子学」
東京医科歯科大学難治疾患研究所 生体情報薬理分野 教授 古川哲史先生
■「エイジングと栄養」
名古屋学芸大学 管理栄養学部 准教授 岡田希和子先生
詳細は、
4.健康食品管理士会北海道支部研修会
日時:5月23日(土)
場所:北海道大学医学部保健学科多目的室
更新単位:管理士=5単位、NR=2単位、NRSA=5単位
講演
■「機能性成分分析について(仮題)」
一般財団法人日本食品分析センター多摩研究所 阿部泰子 先生
■「機能性表示食品を貴方は食生活にどのように活かしますか」
一般社団法人 日本食品安全協会理事長 長村洋一 先生
詳細は、
5.2015年NR・サプリメントアドバイザー
レベルアップセミナー(福岡)
日時:5月31日(日)
場所:電気ビル共創館3 階カンファレンス A
更新単位:NR=4単位、NRSA=10単位、管理士=5単位
講演
■「体内時計と栄養」
山口大学時間学研究所教授 明石真先生
■「サプリメント Update2015」
医療法人社団湖聖会銀座医院院長補佐・抗加齢センター長 久保明先生
詳細は、
―NEW―――――――――――――――――――――――――――――――――
◆機能性表示食品の見方(1)
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4月1日より、届け出がスタートした機能性表示食品ですが、既に130
製品以上が届け出され、消費者庁が公表している5月1日の第3回の届け出
情報では、計20件が受理されたと報告されています。
このように、多くのものが、一度メーカーに戻っている状況が続いております。
さらに、届け出の取り下げを行ったものも複数あるとのことです。
今回から、届け出の内容が公表された物について、ピックアップして毎月、
皆さんと一緒に勉強していきたいと思います。
今回は、初回ですので、過去3回で公表された製品について、ちょっと
考えてみたいと思います。
①トクホで認められている成分が、同様の保健機能で機能性表示食品として
届出受理
(A2)食事の生茶、(A3)パーフェクトフリーは、難消化性デキストリンを
関与成分として、「食後の血中中性脂肪や血糖値の上昇をおだやかにする、おなか
の調子を整える」を保健機能としている。
ともに、新たに臨床試験を行うのではなく、SR(システマティックレビュー)
による評価で機能性を表示している。
A2、A3が難消化性デキストリンのSRを公表しているので、これに沿った形で、
届け出を行えば、容易に届け出が行えることにもなり、今後は、トクホとして
許可を取るのではなく、機能性表示食品として販売するメーカーも多くなるかも
しれません。
また、(A6)健脂サポートは、モノグルコシルヘスペリジンを関与成分として
「中性脂肪が高めの方の健康に役立つ」旨を保健機能としている。
保健機能はトクホと同様で、トクホではなかなか認められない錠剤タイプのもの
です。
さらに、本製品には、保健機能は謳ってはいないが、トクホでコレステロールの
吸収を抑制するとして許可を取っているキトサンも配合されている。
今後、トクホで許可になりにくいサプリメント形状のものが、機能性表示食品
として市場に出てくることが予想されます。
②ノンアルコール飲料も、機能性表示食品として届出受理
(A3)パーフェクトフリーは、難消化性デキストリンを関与成分として、「食後の
血中中性脂肪や血糖値の上昇をおだやかにする、おなかの調子を整える」を
保健機能とするノンアルコールビールの製品です。
既に同じく難消化性デキストリンを関与成分としてトクホの許可を取っている
「サッポロプラス」の保健機能は、「糖の吸収をおだやかにするので、食後の血糖値
が気になる方に適しています。」と糖の吸収抑制のみを保健機能としている。
また、1日の関与成分の摂取量を見ると、両者とも「1缶(350ml)、1日1回を
目安」になっているが、パーフェクトフリーは難消化デキストリン5gに対し、
サッポロプラスは4gとなっている。
今後とも、機能性食品については、トクホとの摂取量が違うもの、他の機能性表示
食品と摂取量が違うものが出てくると思われます。
ノンアルコールビール以外のノンアルコール飲料の機能性表示食品も届け出ている
との情報もあり、またトクホにも新たな製品が申請されているようです。今後、
ノンアルコール飲料にトクホ、機能性表示食品が多く出てくることが予想されます。
③同一成分で、1日摂取目安量の違う製品も有り
④トクホで現在審査中の成分も届出受理
③と④についての説明が読みたい方は、下記より、申し込みをしてください。
希望者への配信とさせていただきます。
希望者は、下記まで必要事項を記入の上、メールにてお申込みください。
(必要事項が記載されていない場合は配信できませんのでご注意ください)
***********************
・メール件名:機能性表示食品の解説について(25号)
・メール本文に、下記の内容を必ず記載してください。
氏名、
所有アドバイザリースタッフ資格、
国家資格、
メールアドレス、
機能性表示食品に期待すること(200字程度)
***********************
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◆会員の皆様へのお知らせ
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アドバイザリースタッフ研究会では、活動に参加していただける皆様を
広く募集中です。
■「全国の健康食品相談のできるアドバイザリースタッフ」リスト
参加者の募集■
リストに登録した皆さんのもとに、消費者からの相談が届きはじめている
ようです。
■講演会・研修会 モニター募集(図書カードプレゼント付)■
アドバイザリースタッフ研究会では、講演会モニターを募集します。
■会員情報の変更について■
メールアドレスの変更は以下よりお願いします。
■会員の皆様へのメッセージをチェックするには■
アドバイザリースタッフ研究会のブログでは、会員の皆様に向けての
メッセージを書き込むことがあります。
▼メールトラブルを防ぐためのお願い▼
A-Staff研究会のドメイン名「@advisory-staff.org」が迷惑メールに分類
され、はじかれないように、メール設定をお願いします。
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◆編集後記
――――――――――――――――――――――――――――――――
メルマガVol.25を最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今回のメルマガは如何でしたか。
「アドバイザリースタッフ研究会」は、本メールマガジン読者の
みなさんのための研究会です。多くの情報を提供するうえでも
皆さんの協力がなくては成り立ちませんので、ぜひともご協力の程
よろしくお願いいたします。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
機能性表示食品も、来月中旬には、市場に出てくることになりますが、
トクホに目を向けると、今月26日には、日本初のノンアルコール
トクホ飲料の発売がスタートします。
発売前の既許可もあり、現在申請中のノンアルコール飲料もあります。
ビールテイスト以外のものも今後許可になってくると思われます。
現在、トクホ飲料の多くのものが、難消化性デキストリンを関与成分
としており、ほとんどの物が用量として、1日1本を飲むことを勧めて
います。しかしながら、消費者の利用の仕方として、他のトクホ飲料
との併用も少なくないかと思います。またノンアルコール飲料の場合、
1回1本でおさまるケースは少ないとも考えます。その製品での安全性
(3倍~5倍量)は、確かめられているとは思いますが、複数製品の
併用や試験用量をはるかに超える使用についての安全性はどうなので
しょう。さらに、機能性表示食品にも難消化性デキストリンを関与成分
とする飲料が既に届け出されており、難消化性デキストリンとしての
1日の用量についても今後、検討の必要があるのではないかと考える
この頃です。
今回から、「機能性表示食品の見方」という新コーナーを作り、
機能性表示食品として届け出されたものについて、解説を加えました。
毎月届けられたものの中から、気になるものを取り上げて解説できたらと
考えております。みなさんからの感想をお待ちしております。
では、次回は、梅雨入りの声を聞くころになると思いますが、
皆さん元気でお過ごしください。(KC) |
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メルマガに対するご意見、ご要望をお待ちしております。
件名:メールマガジン投稿・意見・感想
に、お願いいたします。
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アドバイザリースタッフ研究会は、健康食品・サプリメントのアドバイザリースタッフのための情報提供を行う団体です。ホームページやメールマガジンを通して、アドバイザリースタッフ皆様の研鑽の場を提供してまいります。
2016年5月19日木曜日
アドバイザリースタッフ研究会メールマガジン Vol.25
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