2018年9月8日土曜日

アドバイザリースタッフ研究会メールマガジン Vol.65

2013年(平成25年)5月10日創刊
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201897日発行
アドバイザリースタッフ研究会会員 様

◆行政ニュース
◆研究会活動報告
◆研修会・学会案内
◆会員の皆様へのお知らせ
◆編集後記

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今年は日本に上陸する台風が多いですね。通り過ぎた後の猛暑のぶり返しもすごいのですが、それでも、一つ過ぎ去るごとに、少しずつ秋を感じさせる気候になってきました。
虫の音も秋に様変わりして過ごしやすい時期になってきました。

さて、先日公表された29年度の機能性表示食品の検証事業の報告書では、市販後に製品の品質のデータを公表していくべきことと、健康食品の健康被害報告のルールを決めていくことが提起されていました。
機能性表示食品の制度は、スタート時点から、完全な制度ではなく、運用しながら見直してより良い制度にしていくというスタンスで始められたものでしたが、制度化3年が過ぎ、メーカーにとっては、どんどん厳しいルールに変貌しているような気がします。
実際の届出件数が減っているのは、先月お知らせしたとおりです。

「届出=メーカー責任」とするのであれば、もう少し、メーカーの裁量に任せても良いようにも思います。
本当に厳格にチェックしていくなら、「届出」ではなく、「許可」制度にして運用をするようなことを考えることも必要な時期ではないでしょうか。

それでは、アドバイザリースタッフ研究会メールマガジン「第65号」を最後までお楽しみください。
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◆行政ニュース (86日~95日)
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◆機能性表示食品届出状況  8
(消費者庁 83日、88日、810日、
817日、822日、824日)

消費者庁より、機能性表示食品の届け出状況が公表されています。

8月一カ月で22品目(No.D-34D-55)が受理されました。

届出品目は、機能性表示食品の届出情報検索のデータベースで確認できます。

https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc01/

検索ページの「届出日」のところに、 2015/04/01 ~ で
検索をかけるとすべての届出のものが見られます。



(機能性表示食品 届出撤回)

3081日付け
B316
「FREE Sparkling Water W(フリースパークリングウォーターダブル)」
ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社 ・・・・ クエン酸、GABA
撤回理由「本商品終売のため」

3082日付け
C69
「ゆめみん」
株式会社しまのや ・・・・ L-テアニン
撤回理由「未発売のため」


3086日付け
C198
「モチベーション 還元型コエンザイムQ10(キューテン)」
株式会社センス・イット・スマート ・・・・ 還元型コエンザイムQ10

C199
「還元型コエンザイムQ10(キューテン)」
株式会社センス・イット・スマート ・・・・還元型コエンザイムQ10
撤回理由「販売者変更のため」


3087日付け
B287
「ミルケア」
株式会社ファンケル ・・・・ ビルベリー由来アントシアニン
撤回理由「商品化取りやめのため」

C165
「イチョウ葉FF(イチョウハエフエフ)」
京都薬品ヘルスケア株式会社 ・・
・・ イチョウ葉由来フラボノイド配糖体、イチョウ葉由来テルペンラクトン
撤回理由「販売の目途が立たないため。」

C189
「ゆずしょうがキャンデー」
株式会社扇雀飴本舗 ・・・・ モノグルコシルヘスペリジン
撤回理由「本商品の発売の予定が無くなったため」


30827日付け
A8
「蹴脂粒」
株式会社リコム ・・
・・ キトグルカン(エノキタケ抽出物):エノキタケ由来遊離脂肪酸混合物
撤回理由「届出表示文言変更のため」


30829日付け
B372
「今日のおかず 海鮮カレー丼の具」
日本水産株式会社 ・・・・ EPADHA
撤回理由「発売の見込みがない為」



平成30年度届出一覧は、下記にて確認ください。

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パスワード  お問い合わせください
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◆特別用途食品の表示許可について(86月日 消費者庁)

消費者庁では、本日(8月6日)、健康増進法(平成 14 律第 103 号)第 26 条第1項に基づき特別用途食品の
表示許可を行いましたので公表いたします。
今回許可を行ったのは、別紙の2件です。

許可基準型病者用食品 (低たんぱく質食品)
1/25 越後ごはん ・・・ 株式会社バイオテックジャパン
1/25 プチ越後ごはん ・・・・ 株式会社バイオテックジャパン

詳細は下記より

http://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/health_promotion/pdf/health_promotion_180806_0003.pdf



◆特別用途食品における乳児用液体ミルクの許可基準の公表
(8月8日 消費者庁)

特別用途食品表示許可基準並びに特別用途食品の取扱い及び指導要領

http://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/health_promotion/pdf/health_promotion_180808_0005.pdf

(別紙)新旧対照表

http://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/health_promotion/pdf/health_promotion_180808_0006.pdf

改正のポイント
・特別用途食品における乳児用調製乳の区分追加
乳児用液体ミルクの名称を乳児用調製液状乳とした上で、新たに「乳児用調 製乳」の区分を追加し、その下に「乳児用
調製粉乳」及び「乳児用調製液状乳」 の区分を設定。

・乳児用調製液状乳の必要的表示事項を規定
当該食品が母乳の代替食品として使用できるものである旨(ただし、乳児 にとって母乳が良である旨の記載を行うこと。 )、
標準的な使用方法等の必要 的表示事項を新たに規定。

・乳児用調製乳の許可基準にセレンを追加
(平成 34 年4月1日から適用)
食品衛生法に基づく食品添加物の規格基準の改正に係る検討状況を踏まえ、 新たに成分組成の基準に、セレンを追加。



2017年度のPIO-NETにみる消費生活相談の概要の公表
(88日 国民生活センター)

「全国消費生活情報ネットワークシステム(PIO-NET:パイオネット)」によって収集した2017年度の消費生活相談情報をまとめたものです
(対象データは、20185月末日までにPIO-NETに登録された苦情相談)。

http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20180808_1.pdf

2017年度のPIO-NETにみる消費生活相談の傾向と特徴から「化粧品」「健康食品」の相談は2016年度に引き続き増加した。
これら商品の定期購入に関する相談が依然として寄せられていることが影響している。
「通信販売」に関する相談の全体に占める割合は約33.7%であり、2013年度以降、引き続き販売購入形態別で最も高かった。



2017年度のPIO-NETにみる危害・危険情報の概要の公表 
(88日 国民生活センター)

PIO-NET(パイオネット:全国消費生活情報ネットワークシステム)により収集した2017年度の「危害・危険情報」をまとめたものです。

http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20180808_2.pdf

2017年度の傾向と特徴から
「危害・危険情報」は14,516件で、対前年度比でみると4.9%減となっています。
「危害情報」は11,265件で、上位3商品・役務等は「健康食品」、「化粧品」、「医療サービス」でした。「危険情報」は3,251件で、
上位3商品・役務等は「四輪自動車」、「調理食品」、「自転車」でした。

「危害情報」
①健康食品(1,847 件)
「健康食品」は 1,847 件で、危害情報全体に占める割合は 16.4%となっており、前年度(位、 1,877 件)から 30 件減少しました。
性別では、女性が 1,573 件(85.2%)と 8 割以上を占めており、年代別では、40 歳代が 403 件 (21.8%)で最も多く、次いで、
50 歳代 399 件(21.6%)、 70 歳以上 270 件(14.6%)の順となっています。

「健康食品」の内訳をみると、「他の健康食品」が 1,339 件(72.5%)で最も多く、次いで「酵素食品」284 件(15.4%)となっています。

危害内容は、「消化器障害」が 998 件( 54.0%)と 5 割を超え、次いで、「皮膚障害」497 件( 26.9%)、 「その他の傷病及び諸症状」
283 件(15.3%)の順となっています。



◆平成29年度機能性表示食品の届出後における分析実施状況
及び健康被害の情報収集等に関する調査・検証事業報告書 の公表
(8月22日 消費者庁)

消費者庁より、昨年度の機能性表示食品の検証事業の報告書が、
公表されました。

http://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/information/research/2017/pdf/information_research_2017_180822_0001.pdf

報告書の中で分析の実施に関しては、ガイドラインで求めている
「〇〇由来」といった成分を含む食品の基原の確認や、サプリメント
形状の加工食品で崩壊性試験を実施していない届出が含まれている
製品があると報告されています。
また、届出後の分析実施状況を公表しているケースについては、
わずか9件にすぎなかったと報告されている。
機能性表示食品の健康被害情報の収集・報告に関しては、届出者で
因果関係や重篤度の判断基準に大きな差があることが報告されており、
届出者が報告後の情報の取り扱い方や情報開示の基準の明示を明確化
すべきと提言されている。



◆インターネットにおける健康食品等の虚偽・誇大表示に
対する要請について(平成 30 年4月~6月)
(822日 消費者庁)

健康食品等を販売している 105 事業者による 119 商品の表示に
ついて、健康増進法第 31 条第1項の規定に違反するおそれの
ある文言等があった。

いわゆる健康食品 (カプセル、錠剤、顆粒状等) 【99 商品】
・うつ病・認知症・記憶障害の予防などの効果を有すること等を
標ぼうする表示
・脂肪燃焼、新陳代謝の向上、老廃物の除去の効果を有すること等を
標ぼうする表示
・女性ホルモンの活性化に働きかけ、豊胸、美肌、更年期障害の
軽減、高血圧や動脈硬化の予防に効果を有すること等を標ぼうする表示

http://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/extravagant_advertisement/pdf/extravagant_advertisement_180822_0001.pdf



◆8月28日 HACCP に沿った衛生管理の制度化に関する
Q&Aの公表 (厚労省)

https://www.mhlw.go.jp/content/11130500/000347634.pdf

対象事業者等について、一部Q&Aに出ています。



◆特定保健用食品の許可について(93日 消費者庁)

消費者庁では、93日、健康増進法第 26 条第1項に基づき
特定保健用食品の表示許可を行いましたので公表します。

今回許可を行ったのは、別紙の2件です。
茶カテキン・・・・ 花王株式会社 (2製品)

詳細は、

http://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/health_promotion/pdf/health_promotion_180903_0002.pdf



◆株式会社キリン堂に対する景品表示法に基づく措置命令について
(94日 消費者庁)

消費者庁は、本日(94)、株式会社キリン堂に対し、同社が供給する「グラリスゴールド」 と称する食品に係る表示について、
消費者庁及び公正取引委員会(公正取引委員会事 務総局近畿中国四国事務所)の調査の結果を踏まえ、景品表示法に違反する行為
(優良誤認に該当)が認められたことから、措置命令を行いました。

http://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/fair_labeling/pdf/fair_labeling_180904_0001.pdf



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◆研究会活動報告
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学会発表のお知らせ

106日、7日に東京 虎ノ門ヒルズフォーラムにて開催される日本臨床栄養学会・日本臨床栄養協会第16回大連合大会の
一般演題にて、今年の研修会で参加された皆さんからいただいたアンケートの結果を発表することになりました。
お時間のある方は、ぜひ、聴講いただければ幸いです。

日時 106日(土) 9:009:50
一般演題1 サプリメント
会場 第5会場

演題名 「健康食品等の宣伝広告に対するアドバイザリースタッフの意識調査結果」
発表者 千葉 一敏(アドバイザリースタッフ研究会)



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◆研修会・学会 案内
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97日~1014日まで)

1. 日本臨床栄養協会近畿地方会
2.健康食品管理士会近畿支部講演会
3.日本食品安全協会市民公開講座
4. 日本臨床栄養学会・日本臨床栄養協会 大連合大会
5.サプリメントフォーラム

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1. 49回 日本臨床栄養協会近畿地方会

日時: 9月8日(土)
会場: あべのメディックスビル 6階ホール
更新単位:NRSA=5単位、管理士=5単位、指導士=1単位

講演
「骨の健康維持のための食事管理―サルコペニア・高齢慢性腎臓病を考慮して― 」
大阪市立大学大学院医学研究科代謝内分泌病態内科学・腎臓病内科学 
教授 稲葉 雅章 先生

症例検討&グループワーク
「 高齢サルコペニアへの栄養介入の1症例」
関西医科大学附属病院健康科学センター 管理栄養士 中島 佐知子 先生

詳細は、
http://www.jcna.jp/jcna/kinki_index.html



2. 健康食品管理士会近畿支部講演会

日時: 9 9 日(日)
会場: 関西大学高槻ミューズキャンパス西館7M706教室
更新単位 管理士=5単位、NRSA=3単位、指導士=1単位

講演
リーガー育成の為の村野明子流フードコーディネーション」 
ヴィッセル神戸三木谷ハウス フードコーディネーター 村野明子 先生

「アシタバの成分と健康機能」
大阪薬科大学 名誉教授 馬場 きみ江 先生

詳細は、
http://www.jafsra.or.jp/information/images/1420180909.pdf



3.日本食品安全協会市民公開講座

日時 922()
場所 純真学園大学 3号館4階講義室
更新単位 管理士=5単位、指導士=1単位

講演
「循環器専門医が知っている!心もカラダも“キレイ”になる秘訣」
野村循環器内科クリニック院長 野村 勝政 先生

「食品安全行政とリスクコミュニケーション」
消費者庁消費者安全課 石川 一 先生

「健康食品、素材と医薬品の相互作用に関する基礎知識」
岐阜薬科大学教授 北市 清幸 先生

詳細は、
http://www.jafsra.or.jp/information/images/2020160922.pdf



4. 日本臨床栄養学会・日本臨床栄養協会 第16回大連合大会

日時: 106日(土)、7()
会場:虎ノ門ヒルズフォーラム
更新単位 NRSA=10単位、管理士=5単位、1単位

テーマ「人体栄養の新時代をひらく」

詳細は
http://rinsyo-eiyo2018.umin.jp/index.html



5. サプリメントフォーラム2018

日時 107()
場所 虎ノ門ヒルズフォーラム
更新単位 NRSA=10単位

「このトピックスを活かそう」

はじめに 
サプリメントフォーラム主旨  篠塚 和正 先生(武庫川女子大学 薬学部)

栄養士が知っておきたい薬のはなし  
篠塚 和正 先生(武庫川女子大学 薬学部)

社会人のメンタルヘルスと食生活の関係  
増田 由美 先生

日本人の栄養状態を俯瞰する  
田中 弘之 先生(東京家政学院大学 人間栄養学部)

薬膳というスパイスを効かせた栄養指導  
田中 景子 先生(チーム栄養士プラス)

サプリメントアップデート 2018  
久保 明 先生(常葉大学 健康科学部/百葉の会 銀座医院)

総合討論および総括  
久保 明 先生(常葉大学 健康科学部/百葉の会 銀座医院)

詳細は、
http://rinsyo-eiyo2018.umin.jp/index.html
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会員の皆様へのお知らせ

アドバイザリースタッフ研究会では、活動に参加していただける皆様を広く募集中です。


■「全国の健康食品相談のできるアドバイザリースタッフ」リスト 参加者の募集■

リストに登録した皆さんのもとに、消費者からの相談が届きはじめているようです。
http://advisory-staff.org/guidance/ をご覧ください。


■講演会・研修会 モニター募集(図書カードプレゼント付)■

アドバイザリースタッフ研究会では、講演会モニターを募集します。
http://advisory-staff.org/guidance/#a002
をご覧ください。


■会員情報の変更について■

メールアドレスの変更は以下よりお願いします。
をご覧ください。


▼メールトラブルを防ぐためのお願い▼

A-Staff研究会のドメイン名「@advisory-staff.org」が迷惑メールに分類され、はじかれないように、メール設定をお願いします。
http://advisory-staff.org/guidance/#a007
をご覧ください。
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編集後記

メルマガVol.65を最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今回のメルマガは如何でしたか。
「アドバイザリースタッフ研究会」は、本メールマガジン読者のみなさんのための研究会です。多くの情報を提供するうえでも
皆さんの協力がなくては成り立ちませんので、ぜひともご協力の程よろしくお願いいたします。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

先日、機能性表示食品の第一回の届出公表の際に、A-8の届出番号をとっていた「蹴脂粒」が、届出を撤回した。
今回の撤回は、機能性の表示文言を訂正して、再度届出を提出するらしく、販売を完全に中止するわけではないようです。

この「蹴脂粒」の届出が公表されたとき、多くの消費者団体が、キトグルカン(エノキタケ抽出物)を関与成分とするトクホに
関しては、「安全性が評価できない」として「許可しない」ことになっているのに、どうして機能性表示食品として認められるのか、
と大騒ぎをしていたのを思い出しました。その当時は、私のところにも、複数取材があったのを記憶しています。
あれから3年が経ったとは、本当に月日の経つのは早いものです。
この3年で1400品目の届出が出されてきました。その間、消費者団体やアカデミアからの意見により、メーカーも資料を
追加提出し、多くの変更届が出されて、より詳しい届け出内容になるような努力が日々続いています。
実際、「蹴脂粒」の問題は、トクホの審査でも「安全でない」と言っているわけでなく、提出データでは「安全性を評価できない」と言っているのであり、論点が違っていましたが、大騒ぎとなり、消費者庁長官が会見で、「安全でないというデータはないので、機能性表示食品として販売されることには問題ない」という結論を出しました。結局、メーカーは、トクホは申請の取り下げ、機能性表示食品として販売するという形となりました。

今後も、多くの変更届、撤回と届出が繰り返され、機能性食品制度が、より良いものに構築されていくことを期待したい。

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このメルマガの編集中に北海道での地震が起きました。
この夏、日本列島を襲った台風で被害にあわれた皆様とそして、地震の被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復興を願っております。
--------------- ---------------
(KC)



~・・~・・~・・~・・~・・

メルマガに対するご意見、ご要望をお待ちしております。
メールアドレス info@advisory-staff.org
件名:メールマガジン投稿・意見・感想
に、お願いいたします。

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アドバイザリースタッフ研究会
研究会ブログ→ http://d.hatena.ne.jp/a-staff/
研究会HP→ http://advisory-staff.org/
※※このメールの転送・転載を禁止します※※
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