2018年10月6日土曜日

アドバイザリースタッフ研究会メールマガジン Vol.66

2013年(平成25年)5月10日創刊
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2018106日発行
アドバイザリースタッフ研究会会員 様

◆行政ニュース
◆研修会・学会案内
◆会員の皆様へのお知らせ
◆編集後記


10月になりました。今年度も下半期に突入です、平成も残り7か月
です。いつの間にか、「暑い」と言う言葉も聞かなくなりました。
これから一雨ごとに寒くなっていきます。お身体にはご自愛ください。

さて、機能性表示食品の届出番号「A1」が届出撤回されました。
同一処方で少しだけ販売名が変わった商品が既にD23として新しく届出され、販売されており、一般消費者には、何が変わったのかもわからない状態だと思いますが、もうあれから3年半も過ぎたのだと、本当に月日の経つのが早く感じられます。
他の製品でも、同一処方で、機能性を追加した新商品の届出もいくつかみられるようになりました。
今後、一度届出をした機能性表示食品を、少し販売名を変え、機能性を追加した製品が多くなってくるのかもしれません。
機能性表示食品の、最近の届出の状況を見ると、既存の届けられている成分でも機能性の表現が少しずつ変わっているような気がします。

睡眠の機能性についても、「寝つき」のような、不眠(入眠)を改善するというような表現は、医薬品的標榜という判断になったらしく、最近の届出は「寝つきの改善」のようなものは届けられていません。

機能性表示食品は、あくまでもメーカーの責任で表示を行う制度であり、同一成分が同量入っている製品であっても、製品により、機能性が違うというものが多く見られます。
同じ成分が、同じ量体内に吸収されるなら、同一の作用が期待できるのは言うまでもありません。
この辺の整合性を上手くとっていかないと、例えば、それぞれ違う機能性を期待して、3製品摂取していたところ、全て同じ成分を関与成分としており、摂取目安量の3倍摂取しているなどということも起きかねません。
こんなことを考えても、まだまだ改良の余地のある制度だと思います。

それでは、アドバイザリースタッフ研究会メールマガジン「第66号」を最後までお楽しみください。
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◆行政ニュース (96日~105日)
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◆機能性表示食品届出状況  9
(消費者庁 93日、95日、97日、912日、918日、
919日、921日、926日、928日)

消費者庁より、機能性表示食品の届け出状況が公表されています。

9月一カ月で63品目(No.D-56D-118)が受理されました。

届出品目は、機能性表示食品の届出情報検索のデータベースで
確認できます。
https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc01/

検索ページの「届出日」のところに、 2015/04/01 ~ で
検索をかけるとすべての届出のものが見られます。


(機能性表示食品 届出撤回)

3097日付け
A1 「ナイスリムエッセンス ラクトフェリン」
ライオン株式会社 ・・・・ ラクトフェリン
撤回理由「販売終了となるため。」

30913日付け
A264
「毎日これ1本EPA(イーピーエー)+DHA(ディーエイチエー)ソ-セージ」
日本水産株式会社 ・・・・ EPADHA
撤回理由「本商品は販売終了のため」

A265
「毎日これ1本EPA(イーピーエー)+DHA(ディーエイチエー)チーズ味」
日本水産株式会社 ・・・・ EPADHA
撤回理由「本商品は販売終了のため」

30918日付け
A246 「サントリー セサミンEX(イーエックス)」
サントリーウエルネス株式会社・・・・ セサミン
撤回理由「商品を販売しないため。」

B36
「サントリー グルコサミン&(アンド)コンドロイチン」
サントリーウエルネス株式会社 ・・
・・ グルコサミン塩酸塩、コンドロイチン硫酸、ケルセチン配糖体
撤回理由「商品を販売しないため。
(販売中のB290「サントリー グルコサミンアクティブ」
(機能性表示食品)と届出内容が重複するため、B36は販売しない。)」

30920日付け
B2 「うるるん姫」
フジッコ株式会社 ・・・・ ヒアルロン酸Na
撤回理由「商品を終売したため。」

平成30年度届出一覧は、下記にて確認ください。

****************
パスワード  ※お問い合わせください。
****************



◆平成29年「国民健康・栄養調査」の結果の公表
 (911日 厚生労働省)

911日、厚生労働省から、平成29年「国民健康・栄養調査」の結果が公表されました。

平成29年調査は、毎年実施している基本項目に加え、高齢者の健康・生活習慣の状況を重点項目とし、高齢者の筋肉量や生活の様子について初めて把握しました。

結果の概要
https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/000351576.pdf



◆遺伝子組換え食品の表示制度に関する情報交換会及び
「遺伝子組換え表示制度に係る食品表示基準の一部改正案
(パブコメ案) に関する説明会」を開催の連絡
 (914日 消費者庁)

消費者庁から、遺伝子組換え食品の表示制度に関する情報交換会
http://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/food_labeling_act/pdf/
food_labeling_act_181005_0002.pdf
日時及び開催場所
(1)【東京会場】
日時:平成 30  10  15 日(月)
13001600(受付 1200~)
場所:よみうりホール

(2)【大阪会場】
日時:平成 30  10  18 日(木)
13001600(受付 1200~)
場所:大阪市中央公会堂 大集会室


「遺伝子組換え表示制度に係る食品表示基準の一部改正案(パブコメ案) に関する説明会」
http://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/food_labeling_act/pdf/
food_labeling_act_181005_0001.pdf
【北海道会場】
日時:平成 30  10  23 日(火)
14301600(受付 1400~)
場所:札幌市男女共同参画センター 3階ホール

【宮城会場】
日時:平成 30  10  17 日(水)
14301600(受付 1400~)
場所:仙台国際センター 会議棟2階 大会議室「橘」

【愛知会場】
日時:平成 30  10  25 日(木)
14001530(受付 1320~)
場所:東建ホール・丸の内

【岡山会場】
日時:平成 30  10  24 日(水)
14301600(受付 1400~)
場所:岡山シンフォニーホール 3階イベントホール

【福岡会場】
日時:平成 30  10  22 日(月)
14001530(受付 1320~)
場所:福岡県自治会館 2階大会議室



◆第 8 回 特定保健用食品広告審査会 審査結果の公表
 (914日 日健栄協)

特定保健用食品〈トクホ〉が消費者に正しく理解され、適切に
活用されることを目指し、20076月に「『特定保健用食品』
適正広告自主基準」(20173月改定)を作成し、〈トクホ〉
商品の適切な広告活動を推進して参りました。
また、〈トクホ〉の広告表現の一層の適正化と向上を図ることを
目的として2013年度に「特定保健用食品広告審査会」を設置し、
201875日に第8回の審査会を開催いたしました。

審査結果等は、下記より
http://www.jhnfa.org/koukoku8.pdf



◆医薬品等広告講習会Q and A集の公表 
920日 東京都)

東京都から、医薬品等広告講習会Q and A集が公表されました。
健康食品に関するものもいくつか公表されています。

http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kenkou/iyaku/sonota/koukoku/qanda.html



◆特定保健用食品の許可について(920日 消費者庁)

消費者庁では、920日、健康増進法第 26 条第1項に基づき
特定保健用食品の表示許可を行いましたので公表します。

今回許可を行ったのは、別紙の(再許可等特保2件)2件です。
難消化性デキストリン・・・・ 株式会社東洋新薬 
難消化性デキストリン・・・・ サントリー食品インターナショナル株式会社

詳細は、
http://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/health_promotion/pdf/
health_promotion_180920_0002.pdf



◆特定保健用食品の許可について(921日 消費者庁)

消費者庁では、921日、健康増進法第 26 条第1項に基づき
特定保健用食品の表示許可を行いましたので公表します。
今回許可を行ったのは、別紙の(再許可等特保2件)2件です。

グルコシルセラミド ・・・・ オルビス株式会社 
難消化性デキストリン (食物繊維として)・・・・ サントリー食品インターナショナル株式会社

詳細は、
http://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/health_promotion/pdf/
health_promotion_180921_0002.pdf


◆食品表示基準の一部を改正する内閣府令等の公布
 (921日 消費者庁)

食品表示基準の一部を改正する内閣府令等の公布が公表されました。

食品表示基準について(平成27330日消食表第139号)
13次改正(平成30921日消食表第492号)

統合版
http://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/food_labeling_act/pdf/
food_labeling_act_180921_0006.pdf

(別紙)新旧対照表[PDF:121KB]
http://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/food_labeling_act/pdf/
food_labeling_act_180921_0008.pdf


「食品表示基準Q&A」(平成27330日消食表第140号)
5次改正(平成30921日消食表第495号)

統合版
http://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/food_labeling_act/pdf/
food_labeling_act_180921_0022.pdf
(別紙)新旧対照表
http://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/food_labeling_act/pdf/
food_labeling_act_180921_0024.pdf
なお、パブリックコメントに関する結果報告も公表
食品表示法第6条第8項に規定するアレルゲン、消費期限、
食品を安全に摂取するために加熱を要するかどうかの別
その他の食品を摂取する際の安全性に重要な影響を及ぼす
事項等を定める内閣府令の一部を改正する内閣府令(案)に
関する意見募集の結果について
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id
=235080046&Mode=2

食品表示法第6条第1項の内閣府令・農林水産省令で定める
表示事項及び遵守事項並びに同法第12条第1項の規定に
基づく申出の手続を定める命令の一部を改正する命令(案)に
関する意見募集の結果について
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id
=235080045&Mode=2


食品表示基準の一部を改正する内閣府令(案)に関する意見募集の結果について
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id
=235080044&Mode=2




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◆研修会・学会 案内
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107日~1111日まで)

1.サプリメントフォーラム
2.日本未病システム学会 北海道支部会
3,健康食品管理士会北海道支部講演会
4.日本食品保健指導士会九州支部セミナー
5.DHAEPA協議会公開講演会
6. FFF健康食品フォーラム『栄養食品研究会』
7.健康食品管理士会関東支部講演会
8.日本臨床栄養協会 市民公開講座

★☆代表世話人が参加してみたいイベント・研究会

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1.サプリメントフォーラム2018

日時 107日(日)
場所 虎ノ門ヒルズフォーラム
更新単位 NRSA=10単位

テーマ「このトピックスを活かそう」

はじめに サプリメントフォーラム主旨
篠塚 和正 先生(武庫川女子大学 薬学部)

栄養士が知っておきたい薬のはなし  
篠塚 和正 先生(武庫川女子大学 薬学部)

社会人のメンタルヘルスと食生活の関係  
増田 由美 先生

日本人の栄養状態を俯瞰する  
田中 弘之 先生(東京家政学院大学 人間栄養学部)

薬膳というスパイスを効かせた栄養指導  
田中 景子 先生(チーム栄養士プラス)

サプリメントアップデート 2018  
久保 明 先生(常葉大学 健康科学部/百葉の会 銀座医院)

総合討論および総括  
久保 明 先生(常葉大学 健康科学部/百葉の会 銀座医院)

詳細は、
http://rinsyo-eiyo2018.umin.jp/index.html



2.日本未病システム学会 北海道支部会

日時  10月20日(土)  
会場  とかちプラザ 2F  
更新単位 NRSA 5単位

詳細は、
http://www.jafsra.or.jp/information/images/1020181020-2.pdf



3.健康食品管理士会北海道支部講演会

日時:20181020日(土)
場所:とかちプラザ<2Fレインボーホール>
更新単位 管理士=5単位

講演
「食と運動で未病対策を~トップアスリートのサポートをヒントに~J
Office LAC-U 代表 石川 三知 先生

詳細は、
http://www.jafsra.or.jp/information/images/1020181020.pdf



4.日本食品保健指導士会九州支部第2回セミナー

日時: 1021日(日)
場所: JR九州ホテル鹿児島 南館(4階会議室)更新単位: 指導士= 2単位

講演
「健康食品の研究開発~統合と進化~」
鹿児島大学 学術研究院 農水産獣医学域農学系農学部 教授 加治屋 勝子 先生

「鹿児島壺造り黒酢の発酵と機能性について
坂元醸造株式会社 専務取締役 長野 正信 先生

詳細は、
http://www.jfqao.jp/docs/201809/20181021.pdf



5.DHAEPA協議会 第20回公開講演会

日時: 1024日(水)
会場: アイビーホール青学会館(東京)
更新単位: NRSA= 5単位、指導士= 1単位

講演
「メンタルヘルスにおけるDHAEPAの役割」
富山大学 医学部 准教授 浜崎  景 先生

「腸内細菌の脂質代謝と不飽和脂肪酸代謝産物に関する生理機能について」
京都大学大学院農学研究科 助教 岸野 重信 先生

「ω3脂肪酸による炎症・アレルギーの制御~最新のトピックス」
お茶の水女子大学 基幹研究院自然科学系 教授 小林 哲幸 先生

詳細は
http://www.dhaepa.org/lecture/lecture2018_pub_info.pdf



6.第41FFF健康食品フォーラム『栄養食品研究会』

日時: 10  25 ()
場所:お茶の水女子大学 本館 1  103 会議室
更新単位:NRSA= 3単位

講演
「ビタミンEは摂らなきゃダメ?
明治大学 農学部 教授 竹中 麻子 先生

詳細は、
http://wellcarenet.jp/fff2/scheduled-seminar-2/



7.健康食品管理士会関東支部講演会

日時:  1028日(日)
場所: メトロポリタン高崎 丹頂1
更新単位: 管理士=5単位

講演
「メディアに惑わされる食生活~「健康食品」で健康が買えますか?~」
群馬大学名誉教授 高橋久仁子 先生

「本当に健康に良い食事ってなんだろう
~世の中には色々な情報があふれていますが、
本当に大切なことは地味で基本的なことです~」
消費者庁 消費者安全課 企画官 藤田 佳代 先生

詳細は、
http://www.jafsra.or.jp/information/images/1220181028.pdf



8.日本臨床栄養協会第7回市民公開講座

日時 1111日(日)
会場  佐伯栄養専門学校
更新単位 NRSA= 3単位

申込、詳細は
http://www.jcna.jp/jcna/jcna_seminar016.html



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◆代表世話人が参加してみたいイベント・研究会
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★☆国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所
国立健康・栄養研究所 オープンハウス 2018

日 時:10月13日(土) 9:30~1:0
場 所:国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所 国立健康・栄養研究所
内 容:
① 食生活相談、体力測定、体組成計測定
② 所内見学ツアー、パネル展示
③ 健康食品に関する相談
④ 健康・栄養に関する講演 など

詳細は
http://www.nibiohn.go.jp/eiken/info/pdf/openhouse2018.pdf



★☆第44回 社福協・健康食品フォーラム

日 時 平成30年11月1日(木)13時~17時
会 場 全社協・灘尾ホール(新霞が関ビル1階)
テーマ・内容

<テーマ>
高齢化社会の日本における健康食品の可能性を探る

<講演>
「ヘルスケア産業と健康食品」
経済産業省 ヘルスケア産業課長 西川 和見 先生

「市場調査から見える 高齢化社会における健康食品の可能性」
株式会社 矢野経済研究所 飯塚 智之 先生

「高齢期の栄養対策 -生活習慣病予防と介護予防の観点から-」
  東京都健康長寿医療センター研究所 研究部長 北村 明彦  先生

<パネルディスカッション>
 座長 東京工科大学 医療保健学部 学部長 梅田 勝 先生

参加申し込み等、詳細は、
https://www.kenshoku-forum.jp/forumSeminar/forumDetail/23
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お知らせ

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◆会員の皆様へのお知らせ
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アドバイザリースタッフ研究会では、活動に参加していただける皆様を広く募集中です。


■「全国の健康食品相談のできるアドバイザリースタッフ」リスト 参加者の募集■

リストに登録した皆さんのもとに、消費者からの相談が届きはじめているようです。
http://advisory-staff.org/guidance/ をご覧ください。


■講演会・研修会 モニター募集(図書カードプレゼント付)■

アドバイザリースタッフ研究会では、講演会モニターを募集します。
http://advisory-staff.org/guidance/#a002
をご覧ください。


■会員情報の変更について■

メールアドレスの変更は以下よりお願いします。
をご覧ください。


▼メールトラブルを防ぐためのお願い▼

A-Staff研究会のドメイン名「@advisory-staff.org」が迷惑メールに分類され、はじかれないように、メール設定をお願いします。
をご覧ください。
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編集後記

メルマガVol.66を最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今回のメルマガは如何でしたか。
「アドバイザリースタッフ研究会」は、本メールマガジン読者のみなさんのための研究会です。多くの情報を提供するうえでも皆さんの協力がなくては成り立ちませんので、ぜひともご協力の程よろしくお願いいたします。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

機能性表示食品の制度が始まって、3年半が経過して、9月末現在1400品目を超える商品が届けられています。
過去5年間、機能性表示食品をテーマにした講習会・研修会に何回参加したのだろうか。
自分が話した講演会等も含めれば、間違いなく、50回は大きく超えていると思う。
研修会・講習会の内容も、消費者に向けたもの、届出業者向けのもの、様々であったが、振り返ってみると、毎回、何かしらの新しい話題や制度の変更について語られていたような気がする。
本制度は、制度を運用しながら見直していくという形でスタートしたが、まさしくその言葉を具現化するものとなっている。

健康食品を消費者に説明する側からすると、消費者庁のHP掲載されている各届出品目の情報は、非常に役立ち、有用である。
ただ、それらの情報を見た消費者が理解できるくらい容易な内容になっているかというと、疑問も少なからずある。
機能性表示の文言に関しても、一般の人ではわからない内容のものも相当数あるのではないかと思う。さらに、機能性表示が長すぎて200字を超えているものもある)それだけで読むのを止めたいと思うのもある。
もっと簡単な表現はないかと思う。
また、「検査値の改善」を謳う商品もいくつかみられるが、年に一度、健康診断で測定されるような検査値の場合、効果の判断に1年間使用し続ける必要があり、このように漫然と使用をさせてよいのかというような問題もある。
簡単に測定できるような検査値であればよいが、一般の人が容易に測れないようなものについては、なにか販売する側も工夫が必要と思う。

より良い制度にするためには、まだまだ制度の改善点も多くあるように思える。
さらに、消費者への普及啓蒙のための活動も並行して行う必要があり、この両輪が進化し続けることにより、良い制度になっていくはずであり、
その一端を担う役割がアドバイザリースタッフにもあるのだと思う。

KC


~・・~・・~・・~・・~・・

メルマガに対するご意見、ご要望をお待ちしております。
メールアドレス info@advisory-staff.org
件名:メールマガジン投稿・意見・感想
に、お願いいたします。

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