2020年5月8日金曜日

アドバイザリースタッフ研究会メールマガジン Vol.85


2013年(平成25年)5月10日創刊

メールマガジン1号から50号


メールマガジン51号から100号

アドバイザリースタッフ研究会メールマガジン Vol.85

202057日発行

アドバイザリースタッフ研究会会員 様

 

◆行政ニュース

◆研修会・学会案内

◆会員の皆様へのお知らせ

◆編集後記

 

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今年のゴールデンウイークは、「いのちを守るSTAYHOME週間」とされ、例年のGWとは大きく様相が違いました。

ある意味、本当にゆっくりできたお休みになったのではないでしょうか。

SARS-CoV-2騒動の一刻も早い終息を願うのみです。

 

さて、この4月は、官庁もテレワークにつき、あまり動きがありませんでした。

ほとんどの会議ももちまわり会議、WEB会議になっているようです。

緊急事態宣言も延長され、もう少し自粛生活が続きそうですが、そろそろ経済活動を再開させないと、ウイルスではなく

経済にノックアウトされそうです。

 

それでは、アドバイザリースタッフ研究会メールマガジン「第85号」を最後までお楽しみください。


【行政ニュース】 

◆機能性表示食品届出状況  4月
(消費者庁 4月2日、4月6日、4月30日)
 

消費者庁より、機能性表示食品の届け出状況が公表されています。
 

4月一カ月で71品目(E748~E818)が受理されました。
 

届出品目は、機能性表示食品の届出情報検索のデータベースで確認できます。
 

検索ページの「届出日」のところに、 2015/04/01 ~ で検索をかけるとすべての届出のものが見られます。
 

(機能性表示食品 届出撤回) 先月号は配信後に公表のもの

202041日付け

B190 「カフェオレ GABA(ギャバ)28mg配合 7本入」

B191 「ミルクティー GABA(ギャバ)28mg配合 7本入」

C266 「ミルクティー GABA(ギャバ)28mg配合 5本入」

C267 「カフェオレ GABA(ギャバ)28mg配合 5本入」

日本ヒルスコーヒー株式会社 ・・・・ GABA

撤回理由 「販売終了のため」
 

2020417日付け

C283 「銀燦樹DX(ディーエックス)」

セコム医療システム株式会社 ・・

・・ イチョウ葉由来フラボノイド配糖体及び

イチョウ葉由来テルペンラクトン

撤回理由 「20203月末をもって弊社健康食品事業終了により商品の製造・販売が行えなくなった為。」
 

2019年度届出一覧は、下記にて確認ください。
****************************************

https://advisory-staff.org/20205_bpwotneimfsd/

 

パスワード   お問い合わせください

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◆令和元年度 弁当・惣菜等の裏面表示に係る実態調査結果の公表 (41日 消費者庁)
 

本報告書は、消費者庁の委託を受け、一般社団法人日本農林規格協会が調査事業を実施し、取りまとめたものです。
 

令和元年度 弁当・惣菜等の裏面表示に係る実態調査結果

https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/
information/research/2019/pdf/
food_labeling_cms202_200401_01.pdf

 

◆株式会社モイストが消費者庁長官の認定を受けて実施する返金措置について(4月6日 消費者庁)
 

景品表示法に基づき消費者庁長官が認定した事業者による返金措置は以下のとおりです。

対象商品・役務を購入した方は、本返金措置を受けることができます。

返金措置の内容や具体的な返金対象商品・役務などの詳細は、各返金実施事業者にお問い合わせください。

 

<対象商品・役務  雑穀麹の生酵素>

実施事業者   株式会社モイスト

返金実施期間   令和241日~731

返金措置に関する問い合わせ先等  お客さま窓口 下記URL参照

https://moist-corp.jp/henkin
 

◆特定保健用食品の許可について(4月10日 消費者庁)
 

消費者庁では、本日(410)、健康増進法第 43 条第1項の規定に基づき特定保健用食品の表示許可を行いましたので公表します。
今回許可を行ったのは、1件(規格基準型特保)です。
 

株式会社ふくれん ・・・・ 難消化性デキストリン (食物繊維として)
 

詳細は、

https://www.caa.go.jp/notice/assets/
food_labeling_cms206_200410_1.pdf

 

******KCより補足********

(健康増進法第 26 条第1項から、健康増進法第 43 条第1項に変更になりましたね。受動喫煙の対応により4月1日から、健康増進法の改正が施行されたためです。)
 

 

 

◆新型コロナウイルス感染症の拡大を受けた食品表示法に基づく食品表示基準の運用について(4月10日 消費者庁)
 

消費者庁は、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大が国内外の食料品のサプライチェーンに深刻な影響を及ぼしつつあることを受け、一般消費者の需要に即した食品の生産体制を確保する観点から、農林水産省及び厚生労働省と連名で、健康被害を防止することが重要なアレルギー表示や消費期限等を除き、食品表示法第4条第1項の規定に基づき定められた食品表示基準の規定を弾力的に運用する旨を、令和2410日に関係機関に通知しました。
 

新型コロナウイルス感染症の拡大を受けた食品表示法に基づく食品表示基準の運用について

https://www.caa.go.jp/notice/assets/
representation_cms214_200410_1.pdf

 

◆食品表示基準等の一部改正案に関する意見募集(4月17日 内閣府)
 

「食品添加物表示制度に関する検討会報告書」を踏まえ、消費者の誤認防止の観点等から、食品表示基準にある「合成保存料」、「人工甘味料」等に用いられる「人工」及び「合成」の文言を削除する必要があるための改正他
 

意見募集期間 令和2417()から同年516()まで
https://search.e-gov.go.jp/servlet/
Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id
=235080054&Mode=0

 

◆指定成分等含有食品に関する留意事項について(417日 厚生労働省)
 

指定成分等含有食品に関する健康被害情報の届出に関する留意事項と、指定成分等含有食品の製造又は加工の基準に関する留意事項が公表されました。
https://www.mhlw.go.jp/content/000622793.pdf

 

◆栄養成分表示に係る消費者への普及啓発の実施状況について(420日 消費者庁)
 

本調査は、都道府県等を対象として、アンケート調査により、普及啓発の実施状況をまとめたものです。
https://www.caa.go.jp/future/project/project_008/pdf/future_cms201_200420_01.pdf
 

◆栄養素等表示基準値の改定に関する調査事業報告書の公表(424日 消費者庁)
 

本報告書は、消費者庁の委託を受け、株式会社インテージリサーチが有識者による検討委員会を設置し、取りまとめたものである。

 

栄養素等表示基準値の改定に関する調査事業報告書
https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/
information/research/2019/pdf/
food_labeling_cms206_200424_01.pdf

 

******KCより補足********

(食品表示基準2020年度版を食品表示基準に反映するか

否かのための調査報告書。

結論としては、2020年版が出ても、

栄養素等表示基準値の改定を行わないという内容です。)
 

◆難消化性糖質及び食物繊維のエネルギー換算係数の見直し等に関する調査・検証事業報告書の公表 (424日 消費者庁)

 

消費者庁から、本日(424)、「難消化性糖質及び食物繊維のエネルギー換算係数の見直し等に関する調査・検証事業報告書」が公表されました。
 

本報告書は、消費者庁の委託を受け、株式会社インテージリサーチが有識者による検討委員会を設置し、取りまとめたものである。
 

難消化性糖質等に関する知見を調査し、分析通知で対応できていない成分のエネルギー換算係数及び分析方法等について、最新の知見等を踏まえた科学的根拠に基づく検討を実施し、分析通知の見直しに向けた基礎資料を得ることを目的として本事業を実施した。

 

「難消化性糖質及び食物繊維のエネルギー換算係数の見直し等に関する調査・検証事業報告書」

 

https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/
information/research/2019/pdf/
food_labeling_cms206_200424_02-2.pdf

 

******KCより補足********

(基本的には、従来の方法でよいという考え方になっています。)

 

 

 

◆特定保健用食品の許可について (428日 消費者庁)

 

消費者庁では、本日(428)、健康増進法第 43 条第1項の規定に基づき特定保健用食品の表示許可を行いましたので公表します。
 

今回許可を行ったのは、別紙の1件(再許可等特保)です。
日清オイリオグループ 株式会社 ・・・・ 植物ステロール
 

詳細は、

https://www.caa.go.jp/notice/assets/
food_labeling_cms206_200428_02.pdf

 

CBD(カンナビジオール)を含む電子タバコや健康食品等は大麻成分THCが含まれているおそれがあるため、ご注意ください(4月30日 東京都)

 

現在日本国内では、CBD(カンナビジオール)は医薬品成分ではなく、健康食品等に用いられているものです。

しかし、精製が不十分だと THC(テトラヒドロカンナビノール)という麻薬に指定される成分が含まれる可能性もあり、健康被害が発生するおそれがあります。
 

https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.jp/sodan/
kinkyu/documents/200430.pdf

 

◆新型コロナウイルス予防効果を標ぼうする食品について(注意喚起)(51日 消費者庁)

 

新型コロナウイルス予防に根拠のあるサプリメントや特定の食品はありません。

新型コロナウイルスについては、その性状特性が必ずしも明らかではなく、かつ、民間施設における試験等の実施も不可能な現状において、新型コロナウイルスに対する予防効果に根拠のある食品はありません。

そのような広告等にはご注意ください。
 

リーフレット

https://www.caa.go.jp/notice/entry/019773/


【研修会・学会 案内】

(5月7日~6月7日まで)
 

今月は集合研修の案内はありません。


【代表世話人が参加してみたい研修会】
 
 


ウェルネスフードビジネスアカデミー第2回 オンラインサロンイベント

 

日時 52017時~1830

演題 「ウェルネス領域におけるビジネス展開」

講師 株式会社ヘルスケア・ビジネスナレッジ西根英一氏

 

参加申込等の詳細は、

https://lounge.dmm.com/detail/2449/


【会員の皆様へのお知らせ】

アドバイザリースタッフ研究会では、活動に参加していただける皆様を広く募集中です。
 

■「全国の健康食品相談のできるアドバイザリースタッフ」リスト 参加者の募集■
 

リストに登録した皆さんのもとに、消費者からの相談が届きはじめているようです。
http://advisory-staff.org/guidance/
をご覧ください。

 

 

■講演会・研修会 モニター募集(図書カードプレゼント付)■
 

アドバイザリースタッフ研究会では、講演会モニターを募集します。
http://advisory-staff.org/guidance/#a002
をご覧ください。

■会員情報の変更について■
 

メールアドレスの変更は以下よりお願いします。

http://advisory-staff.org/guidance/#a003
をご覧ください。
 

▼メールトラブルを防ぐためのお願い▼
A-Staff研究会のドメイン名「@advisory-staff.org」が迷惑メールに分類され、はじかれないように、メール設定をお願いします。
http://advisory-staff.org/guidance/#a007

をご覧ください。


【編集後記】

メルマガVol.85を最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今回のメルマガは如何でしたか。

「アドバイザリースタッフ研究会」は、本メールマガジン読者のみなさんのための研究会です。多くの情報を提供するうえでも皆さんの協力がなくては成り立ちませんので、ぜひともご協力の程よろしくお願いいたします。
 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
 

GWも終わり、例年だと鋭気を養い、「さあ仕事モード」に突入といった感じになりますが、今年はどうも塩梅が違います。
GW中も街中は閑散としていたというのが、正直なところです。
特に交通機関は、動いてはいるものの、人は乗っていないという状態でした。
自粛を自覚して行動している国民が多かったことを、本当に誇りに思います。
日本の感染者が少ないのは、PCR検査数が少ないからだという指摘もありますが、もちろんそれも要因の一つですが、それ以上に国民性があるのだと思います。
実際、死亡率も重症化率も、各国に比べ非常に低くなっています。
 

マスクも、少しずつ市場に出回るようになりました。
ただ、以前の様に廉価ではなく、普通の価格に戻った感じです(未だに一部で、異常高騰価格のマスクも売られています)
アルコール消毒薬は、まだまだなかなかお目にかかれません。
 

経済活動をストップして、感染拡大を食い止めることも重要ですが、ここまでストップさせると、今後の日本社会全体に暗雲が垂れ込めるのではないかと危惧しています。
 

一刻も早い終息を願うばかりです。
それにしても、web会議、web研修会が多くなり、会議などは、以前より多くなっているような気がします。
必要なものは行い、そうでないものは行わないということを改めて考えさせられる自宅軟禁の日々です。

 

次号発行時期には、明るい話題を多く届けられることを期待しております。 (KC)

 

~・・~・・~・・~・・~・・
 

メルマガに対するご意見、ご要望をお待ちしております。
メールアドレス info@advisory-staff.org

件名:メールマガジン投稿・意見・感想

に、お願いいたします。
 

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