2020年8月9日日曜日

アドバイザリースタッフ研究会メールマガジン Vol.88


2013年(平成25年)5月10日創刊

メールマガジン1号から50号


メールマガジン51号から100号

アドバイザリースタッフ研究会メールマガジン Vol.88

2020年8月5日 発行

アドバイザリースタッフ研究会会員 様

 

◆行政ニュース

~~~健康食品によると思われる健康被害情報~~~

◆研修会・学会案内

◆会員の皆様へのお知らせ

◆編集後記

 

=====================

 

暑中お見舞い申し上げます。

やっと梅雨が明けました。

 

今年の夏は暑くなると言われていましたが、7月一杯曇り空が続き、

冷夏のイメージです。

梅雨明けと同時に、セミの声も大音量で大合奏しています。

ただ、コロナ禍の影響か、いつもなら子供たちの声が朝から響き渡るはすが、

それも聞こえないのが寂しい限りです。

 

ギラギラの太陽光で、コロナウイルスも焼き尽くしてほしいですね。

 

それでは、アドバイザリースタッフ研究会メールマガジン

「第88号」を最後までお楽しみください。


【行政ニュース】 
(7月6日~8月4日)

◆機能性表示食品届出状況  7月(消費者庁 7月1日、7月7日、7月13日、7月16日、

7月20日、7月27日、7月30日)

 

消費者庁より、機能性表示食品の届け出状況が公表されています。

 

7月一カ月で92品目(F82~F173)が受理されました。

 

 

届出品目は、機能性表示食品の届出情報検索のデータベースで確認できます。

 

https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc01/

 

 

検索ページの「届出日」のところに、 2015/04/01 ~ で検索をかけるとすべての届出のものが見られます。

 

 

 

(機能性表示食品 届出撤回) 先月号は配信後に公表のもの 

 

2020630日付け

C424 「NatureShape(ネイチャーシェイプ)13500」

株式会社ECスタジオ ・・・・ アフリカマンゴノキ由来エラグ酸

撤回理由 「販売終了のため」

 

 

D111 「アフリカマンゴノキ由来エラグ酸」             

株式会社リフレ ・・・・ アフリカマンゴノキ由来エラグ酸

撤回理由 「リニューアルに伴う販売終了の為。」 

 

 

202073日付け

D193 「BHNのPS」・・・・ 大豆由来ホスファチジルセリン

D198 「BHNの黒酢」・・・・ 酢酸

D233 「BHNのボタンボウフウ」・・・・ボタンボウフウ由来クロロゲン酸

D249 「BHNのヒアルロン酸」・・・・ ヒアルロン酸Na

D269 「BHNのEPA&DHA」・・・・ EPA・DHA

E225 「BHNの緑茶」・・・・ 茶カテキン(ガレート型カテキンとして)

E840 「BHNのブロッコリースプラウト」・・・・ スルフォラファングルコシノレート

ビーエイチエヌ株式会社

撤回理由 「商品化見送りのため」

 

 

D689 「ファイバイタル 肉野菜みそスープ」

エースコック株式会社 ・・・・ イソマルトデキストリン(食物繊維)

撤回理由 「販売終了のため」

 

 

 

202077日付け

F62 「葛花茶ティーバッグ」

株式会社エルベ・プランズ ・・

・・ 葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)

撤回理由 「発売を中止することになったため。」

 

 

 

2020714日付け

E616 「サラシアハイパー」

株式会社ドクターズチョイス ・・・・ サラシア由来サラシノール

撤回理由 「販売予定の見直しのため」

 

 

 

2020722日付け

B558 「ルナのむヨーグルト」 ・・・・GABA

D21 「ルナラボ コエナ」・・・・GABA

D185 「ルナラボ エニローズ」・・・・ローズヒップ由来ティリロサイド

日本ルナ株式会社

撤回理由 「生産終了となるため。」

 

 

 

2020年度届出一覧は、下記にて確認ください。

 

*******************

 

https://advisory-staff.org/208_ibowntkeidk/

 

パスワード   wbrdgfd

 

*******************

 

 

 

◆令和元年度大学・高校との連携による不当表示広告調査結果 (713日 埼玉県)

 

埼玉県内において、不当景品類及び不当表示防止法に違反する表示・広告等に対する監視を強化するため、大学、高校と連携して

精度の高い効果的な調査を実施し、違反事業者に対する是正指導を行う目的で毎年実施している。

 

今年度は、高校生1,359名(6校)、大学生105名(1大学)の計1,551名から1,464件の調査報告書の提出を受けた。

県では、報告があった1,464件を精査し、令和2331日に1事業者に対して行政処分を行った。

また、25事業者に対して文書による行政指導を行った。 

 

報告書

http://www.pref.saitama.lg.jp/a0310/jigyousyasido/
documents/houkokusho.pdf

 

 

******KCより補足********

(個人の報告レポートも掲載されており、高校生の視点とかがわかり、非常に興味深い報告書です。時間があれば、目を通されるとよいかと思います。)

 

 

 

◆食品表示基準の改定 (7月16日 消費者庁)

 

・食品添加物に係る表示

「食品添加物表示制度に関する検討会報告書」を踏まえ、「人工」及び「合成」を冠した食品添加物の用途名(甘味料、着色料及び保存料)及び一括名(香料)について、「人工」及び「合成」の用語を削除。 

ただし、猶予期間は2022331日。 

 

・原料ふぐの種類に係る表示

ふぐの種類について、食品衛生法第6条第2号に基づく通知「ふぐの衛生確保について」が改正されたため、ふぐの種類の標準和名のリストから「しろあみふぐ」を削除。 

 

・特色のある原材料等に係る表示

有機畜産物について、日本農林規格等に関する法律施行令の改正により、有機畜産物等が指定農林物資として表示規制の対象となったことを踏まえ、該当する告示を引用するよう改正。

 

 

食品表示基準 最新版

https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/
food_labeling_act/pdf/food_labeling_cms101_200716_22.pdf

 

 

新旧対照表

https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/
food_labeling_act/pdf/food_labeling_cms101_200716_24.pdf

 

 

食品表示基準について(通知) 最新版

https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/
food_labeling_act/pdf/food_labeling_cms101_200716_04.pdf

 

 

食品表示基準について新旧対照表

https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/
food_labeling_act/pdf/food_labeling_cms101_200716_06.pdf

 

 

Q&A 最新版

https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/
food_labeling_act/pdf/food_labeling_cms101_200716_15.pdf

 

 

Q&A 新旧対照表

https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/
food_labeling_act/pdf/food_labeling_cms101_200716_17.pdf

 

 

食品表示基準等の一部改正案に関する意見募集の結果

https://search.e-gov.go.jp/servlet/
PcmFileDownload?seqNo=0000204498
 

 

 

2019年国民生活基礎調査の結果 (717日 厚生労働省)

 

サプリメントのような健康食品の摂取の状況

6歳以上の者(入院者を除く。)について、サプリメントのような健康食品を摂取している者の割合を性別にみると、 21.7%、女 28.3%で女が高くなっている。

年齢階級別にみると、男は「6069 歳」の 28.1%、女は「5059 歳」の 37.6%が最も高くなっている。 

 

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/
k-tyosa/k-tyosa19/index.html

 

 

 

◆医薬品成分を含有する製品の発見について721日 東京都 厚労省)

 

都では、いわゆる健康食品による健康被害発生の未然防止のため、都内で販売等される製品の調査及び成分検査を行っています。

今般、以下の製品の成分検査を行ったところ、医薬品成分である「シルデナフィル」が検出されました。

 

【製品概要】

品 名 通称グリーン(製品本体への記載なし)

販売者 韮沢商事株式会社(製品本体への記載なし)

製造者 記載なし

原材料名 記載なし

内容量 記載なし

消費期限 記載なし

形 状 緑色のカプセル

検出成分 1カプセル(0.44g)中「シルデナフィル」を129mg 検出 

 

https://www.mhlw.go.jp/content/11126000/
000650941.pdf
 

 

 

◆平成30年度「インターネット販売製品の買上調査」の結果 (722日 厚労省)

 

平成 31 年1月から3月にかけて、強壮・痩身効果を目的とするいわゆる健康食品と海外製医薬品を計 97 製品(健康食品 67 製品、海外製医薬品 30 製品)買い上げ、含有成分の分析調査等を実施しました。

 

調査結果の概要は以下のとおりです。

(1)強壮効果を目的とするいわゆる健康食品 55 製品のうち、49 製品からシルデナフィル等の医薬品成分を検出しました。

(2)痩身効果を目的とするいわゆる健康食品 12 製品のうち、医薬品成分はいずれの製品からも検出されませんでした。

(3)海外製医薬品 30 製品のうち、表示と異なる医薬品成分は検出されませんでした。 

 

https://www.mhlw.go.jp/content/11126000/
000651280.pdf
 

 

 

◆大麻成分THCを含有する製品について (7月28日 厚生労働省)

 

 今般、株式会社こころ(所在地:埼玉県蕨市)から販売されている

CBD製品のうち、リストのとおりの製品を分析しました。

 

分析の結果、2種類8製品のうち

 CBDオイルPro900(容量10mL、賞味期限2020.02.13

 CBDオイルPro900(容量10mL、賞味期限2020.02.15

 CBDオイルPro900(容量10mL、賞味期限が記載されていないもの)

 CBDオイルPro2700(容量30mL、賞味期限2019.07.23

 CBDオイルPro2700(容量30mL、賞味期限2019.11.08

の2種類5製品から、微量の大麻成分THC(テトラヒドロカンナビノール)が

検出されました。

 

THCが検出された上記2種類5製品については、大麻取締法上の「大麻」に該当する疑いがある製品であることから、お手元に残っている場合には、最寄りの地方厚生局麻薬取締部、都道府県衛生主管部(局)薬務主管課または保健所宛てにご提出いただきますようお願いいたします。

現在までに、国内において同製品を摂取したことによる健康被害が発生した例は承知しておりません。

 

 

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/
kenkou_iryou/iyakuhin/yakubuturanyou/other/
torishimari_00001.html

 

 

 

◆インターネットにおける健康食品等の虚偽・誇大表示に対する

要請について(令和2年4月~6月) (731日 消費者庁)

 

消費者庁では、令和2年4月から6月までの期間、インターネットにおける健康食品等の虚偽・誇大表示の監視を実施しました。

この結果、インターネットにおいて健康食品等を販売している93 事業者による107 商品の表示について、健康増進法第 65 条第1項の規定に違反するおそれのある文言等があった。

 

いわゆる健康食品(カプセル、錠剤、顆粒状等)【71 商品】

・コロナウイルス対策、免疫力向上・強化、抗菌・抗ウイルス作用、生活習慣病予防、老化防止、がん予防、アレルギー抑制、鼻炎、

腸内環境改善、便秘、血流改善、血行促進、口臭・体臭・加齢臭、疲労回復、めまい、耳鳴りに効果を有すること等を標ぼうする表示

 

・女性ホルモンの活性化に働きかけ、ダイエット、美肌、美髪、シミ・シワ改善、アンチエイジング、冷え性改善に効果を有すること等を標ぼうする表示

 

https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/
extravagant_advertisement/assets/
extravagant_advertisement_200731_0001.pdf

 

 

 

~~~健康食品によると思われる健康被害情報~~~

 

国立健康栄養研究所 健康食品素材データベース追加情報より 

 

「カフェイン」危険情報:その他

20114月~20163月までを対象に、264の病院から得られたカフェインの多量摂取 (カフェイン摂取量1.0 g以上) 関連した救急科受診事例101 (1454歳、日本) について検討した報告において、救急搬送時の一般的なバイタルサインとして、多呼吸、頻脈、意識低下、高クレアチンキナーゼ血症、高血糖、低カリウム血症、低リン血症、高乳酸血症、一般的な症状として、吐き気、嘔吐、興奮、洞頻脈であった。特にカフェイン摂取量の多い (カフェイン≧6.0 gまたは血中カフェイン≧200 μg/mL)7例では心停止をきたした。なお、101例中98例は加療により改善したが、3例は死亡した。

 

Intern Med. 2018 Aug 1;57(15):2141-2146.

 

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29526946/

 

 

 

「大麦、麦芽」安全性:危険情報

54歳女性 (日本) が、植物発酵エキスを2年間、大麦若葉青汁を6ヶ月間摂取したところ (摂取量不明) 、急性肝炎を生じ加療により改善した。

DLSTにおいて摂取していた健康食品2種ともに陽性を示し、これらの摂取による薬物アレルギー性肝機能障害と診断された。

 

日本内科学会関東地方会. 2017;637:32. 

 

 

「ヒメツルニチニチソウ、ペリーウィンクル」危険情報:一般

市販の健康食品19製品中のビンカミンおよびビンポセチン含有量を分析した研究報告において、最大でビンポセチン8.8 mg/錠を含有する製品が見つかった。

当該製品を摂取目安量通りに摂取した場合、医薬品のビンポセチン製剤(現在日本では承認整理・販売中止) の含有量以上を摂取することになり、有害事象や医薬品との相互作用が発生する可能性が示唆された。

 

千葉県衛生研究所年報. 2017; 66: 77-80.

 

https://www.pref.chiba.lg.jp/eiken/eiseikenkyuu/
shuppanbutsu/nenpou/documents/66_s01.pdf

【研修会・学会 案内】

◆機能性表示食品届出状況  7月

(消費者庁 7月1日、7月7日、7月13日、7月16日、

7月20日、7月27日、7月30日)

 

消費者庁より、機能性表示食品の届け出状況が公表されています。

 

7月一カ月で92品目(F82~F173)が受理されました。

 

 

届出品目は、機能性表示食品の届出情報検索のデータベースで確認できます。

 

https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc01/

 

 

検索ページの「届出日」のところに、 2015/04/01 ~ で検索をかけるとすべての届出のものが見られます。

 

 

 

(機能性表示食品 届出撤回) 先月号は配信後に公表のもの

 

 

2020630日付け

C424 「NatureShape(ネイチャーシェイプ)13500」

株式会社ECスタジオ ・・・・ アフリカマンゴノキ由来エラグ酸

撤回理由 「販売終了のため」

 

 

D111 「アフリカマンゴノキ由来エラグ酸」             

株式会社リフレ ・・・・ アフリカマンゴノキ由来エラグ酸

撤回理由 「リニューアルに伴う販売終了の為。」

 

 

 

202073日付け

D193 「BHNのPS」・・・・ 大豆由来ホスファチジルセリン

D198 「BHNの黒酢」・・・・ 酢酸

D233 「BHNのボタンボウフウ」・・・・ボタンボウフウ由来クロロゲン酸

D249 「BHNのヒアルロン酸」・・・・ ヒアルロン酸Na

D269 「BHNのEPA&DHA」・・・・ EPA・DHA

E225 「BHNの緑茶」・・・・ 茶カテキン(ガレート型カテキンとして)

E840 「BHNのブロッコリースプラウト」・・・・ スルフォラファングルコシノレート

ビーエイチエヌ株式会社

撤回理由 「商品化見送りのため」

 

 

D689 「ファイバイタル 肉野菜みそスープ」

エースコック株式会社 ・・・・ イソマルトデキストリン(食物繊維)

撤回理由 「販売終了のため」

 

 

 

202077日付け

F62 「葛花茶ティーバッグ」

株式会社エルベ・プランズ ・・

・・ 葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)

撤回理由 「発売を中止することになったため。」

 

 

 

2020714日付け

E616 「サラシアハイパー」

株式会社ドクターズチョイス ・・・・ サラシア由来サラシノール

撤回理由 「販売予定の見直しのため」

 

 

 

2020722日付け

B558 「ルナのむヨーグルト」 ・・・・GABA

D21 「ルナラボ コエナ」・・・・GABA

D185 「ルナラボ エニローズ」・・・・ローズヒップ由来ティリロサイド

日本ルナ株式会社

撤回理由 「生産終了となるため。」

 

 

 

2020年度届出一覧は、下記にて確認ください。

 

*******************

 

https://advisory-staff.org/208_ibowntkeidk/

 

パスワード   お問い合わせください

 

*******************

 

 

 

◆令和元年度大学・高校との連携による不当表示広告調査結果 (713日 埼玉県)

 

埼玉県内において、不当景品類及び不当表示防止法に違反する表示・広告等に対する監視を強化するため、大学、高校と連携して

精度の高い効果的な調査を実施し、違反事業者に対する是正指導を行う目的で毎年実施している。

 

今年度は、高校生1,359名(6校)、大学生105名(1大学)の計1,551名から1,464件の調査報告書の提出を受けた。

県では、報告があった1,464件を精査し、令和2331日に1事業者に対して行政処分を行った。

また、25事業者に対して文書による行政指導を行った。 

 

報告書

http://www.pref.saitama.lg.jp/a0310/jigyousyasido/
documents/houkokusho.pdf

 

 

******KCより補足********

(個人の報告レポートも掲載されており、高校生の視点とかがわかり、非常に興味深い報告書です。時間があれば、目を通されるとよいかと思います。)

 

 

 

◆食品表示基準の改定 (7月16日 消費者庁)

 

・食品添加物に係る表示

「食品添加物表示制度に関する検討会報告書」を踏まえ、「人工」及び「合成」を冠した食品添加物の用途名(甘味料、着色料及び保存料)及び一括名(香料)について、「人工」及び「合成」の用語を削除。 

ただし、猶予期間は2022331日。

 

 

・原料ふぐの種類に係る表示

ふぐの種類について、食品衛生法第6条第2号に基づく通知「ふぐの衛生確保について」が改正されたため、ふぐの種類の標準和名のリストから「しろあみふぐ」を削除。 

 

・特色のある原材料等に係る表示

有機畜産物について、日本農林規格等に関する法律施行令の改正により、有機畜産物等が指定農林物資として表示規制の対象となったことを踏まえ、該当する告示を引用するよう改正。

 

 

食品表示基準 最新版

https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/
food_labeling_act/pdf/food_labeling_cms101_200716_22.pdf

 

 

新旧対照表

https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/
food_labeling_act/pdf/food_labeling_cms101_200716_24.pdf

 

 

食品表示基準について(通知) 最新版

https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/
food_labeling_act/pdf/food_labeling_cms101_200716_04.pdf

 

 

食品表示基準について新旧対照表

https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/
food_labeling_act/pdf/food_labeling_cms101_200716_06.pdf

 

 

Q&A 最新版

https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/
food_labeling_act/pdf/food_labeling_cms101_200716_15.pdf

 

 

Q&A 新旧対照表

https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/
food_labeling_act/pdf/food_labeling_cms101_200716_17.pdf

 

 

食品表示基準等の一部改正案に関する意見募集の結果

https://search.e-gov.go.jp/servlet/
PcmFileDownload?seqNo=0000204498

 

 

 

2019年国民生活基礎調査の結果 (717日 厚生労働省)

 

サプリメントのような健康食品の摂取の状況

6歳以上の者(入院者を除く。)について、サプリメントのような健康食品を摂取している者の割合を性別にみると、 21.7%、女 28.3%で女が高くなっている。

年齢階級別にみると、男は「6069 歳」の 28.1%、女は「5059 歳」の 37.6%が最も高くなっている。 

 

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/
k-tyosa19/index.html

 

 

 

◆医薬品成分を含有する製品の発見について721日 東京都 厚労省)

 

都では、いわゆる健康食品による健康被害発生の未然防止のため、都内で販売等される製品の調査及び成分検査を行っています。

今般、以下の製品の成分検査を行ったところ、医薬品成分である「シルデナフィル」が検出されました。

 

【製品概要】

品 名 通称グリーン(製品本体への記載なし)

販売者 韮沢商事株式会社(製品本体への記載なし)

製造者 記載なし

原材料名 記載なし

内容量 記載なし

消費期限 記載なし

形 状 緑色のカプセル

検出成分 1カプセル(0.44g)中「シルデナフィル」を129mg 検出 

 

https://www.mhlw.go.jp/content/11126000/000650941.pdf

 

 

 

◆平成30年度「インターネット販売製品の買上調査」の結果 (722日 厚労省)

 

平成 31 年1月から3月にかけて、強壮・痩身効果を目的とするいわゆる健康食品と海外製医薬品を計 97 製品(健康食品 67 製品

海外製医薬品 30 製品)買い上げ、含有成分の分析調査等を実施しました。

 

調査結果の概要は以下のとおりです。

(1)強壮効果を目的とするいわゆる健康食品 55 製品のうち、49 製品からシルデナフィル等の医薬品成分を検出しました。

(2)痩身効果を目的とするいわゆる健康食品 12 製品のうち、医薬品成分はいずれの製品からも検出されませんでした。

(3)海外製医薬品 30 製品のうち、表示と異なる医薬品成分は検出されませんでした。 

 

https://www.mhlw.go.jp/content/11126000/000651280.pdf 

 

 

◆大麻成分THCを含有する製品について (7月28日 厚生労働省)

 

 今般、株式会社こころ(所在地:埼玉県蕨市)から販売されているCBD製品のうち、リストのとおりの製品を分析しました。

 

分析の結果、2種類8製品のうち

 CBDオイルPro900(容量10mL、賞味期限2020.02.13

 CBDオイルPro900(容量10mL、賞味期限2020.02.15

 CBDオイルPro900(容量10mL、賞味期限が記載されていないもの)

 CBDオイルPro2700(容量30mL、賞味期限2019.07.23

 CBDオイルPro2700(容量30mL、賞味期限2019.11.08

の2種類5製品から、微量の大麻成分THC(テトラヒドロカンナビノール)が検出されました。

 

THCが検出された上記2種類5製品については、大麻取締法上の「大麻」に該当する疑いがある製品であることから、お手元に残っている場合には、最寄りの地方厚生局麻薬取締部、都道府県衛生主管部(局)薬務主管課または保健所宛てにご提出いただきますようお願いいたします。

現在までに、国内において同製品を摂取したことによる健康被害が発生した例は承知しておりません。 

 

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/
kenkou_iryou/iyakuhin/yakubuturanyou/other/
torishimari_00001.html
 

 

 

◆インターネットにおける健康食品等の虚偽・誇大表示に対する要請について(令和2年4月~6月) (731日 消費者庁)

 

消費者庁では、令和2年4月から6月までの期間、インターネットにおける健康食品等の虚偽・誇大表示の監視を実施しました。

この結果、インターネットにおいて健康食品等を販売している93 事業者による107 商品の表示について、健康増進法第 65 条第1項の規定に違反するおそれのある文言等があった。

 

いわゆる健康食品(カプセル、錠剤、顆粒状等)【71 商品】

・コロナウイルス対策、免疫力向上・強化、抗菌・抗ウイルス作用、生活習慣病予防、老化防止、がん予防、アレルギー抑制、鼻炎、

腸内環境改善、便秘、血流改善、血行促進、口臭・体臭・加齢臭、疲労回復、めまい、耳鳴りに効果を有すること等を標ぼうする表示

 

・女性ホルモンの活性化に働きかけ、ダイエット、美肌、美髪、シミ・シワ改善、アンチエイジング、冷え性改善に効果を有すること等を標ぼうする表示 

https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/
extravagant_advertisement/assets/
extravagant_advertisement_200731_0001.pdf

 

 

 

~~~健康食品によると思われる健康被害情報~~~

 

国立健康栄養研究所 健康食品素材データベース追加情報より 

 

「カフェイン」危険情報:その他

20114月~20163月までを対象に、264の病院から得られたカフェインの多量摂取 (カフェイン摂取量1.0 g以上) 関連した救急科受診事例101 (1454歳、日本) について検討した報告において、救急搬送時の一般的なバイタルサインとして、多呼吸、頻脈、意識低下、高クレアチンキナーゼ血症、高血糖、低カリウム血症、低リン血症、高乳酸血症、一般的な症状として、吐き気、嘔吐、興奮、洞頻脈であった。特にカフェイン摂取量の多い (カフェイン≧6.0 gまたは血中カフェイン≧200 μg/mL)7例では心停止をきたした。なお、101例中98例は加療により

改善したが、3例は死亡した。

 

Intern Med. 2018 Aug 1;57(15):2141-2146.

 

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29526946/

 

 

 

「大麦、麦芽」安全性:危険情報

54歳女性 (日本) が、植物発酵エキスを2年間、大麦若葉青汁を6ヶ月間摂取したところ (摂取量不明) 、急性肝炎を生じ加療により改善した。

DLSTにおいて摂取していた健康食品2種ともに陽性を示し、これらの摂取による薬物アレルギー性肝機能障害と診断された。

 

日本内科学会関東地方会. 2017;637:32.

 

 

 

「ヒメツルニチニチソウ、ペリーウィンクル」危険情報:一般

市販の健康食品19製品中のビンカミンおよびビンポセチン含有量を分析した研究報告において、最大でビンポセチン8.8 mg/錠を

含有する製品が見つかった。

当該製品を摂取目安量通りに摂取した場合、医薬品のビンポセチン製剤(現在日本では承認整理・販売中止) の含有量以上を摂取することになり、有害事象や医薬品との相互作用が発生する可能性が示唆された。

 

千葉県衛生研究所年報. 2017; 66: 77-80.

 

https://www.pref.chiba.lg.jp/eiken/eiseikenkyuu/
shuppanbutsu/nenpou/documents/66_s01.pdf

【会員の皆様へのお知らせ】

◆機能性表示食品届出状況  7月

(消費者庁 7月1日、7月7日、7月13日、7月16日、

7月20日、7月27日、7月30日)

 

消費者庁より、機能性表示食品の届け出状況が公表されています。

 

7月一カ月で92品目(F82~F173)が受理されました。

 

 

届出品目は、機能性表示食品の届出情報検索のデータベースで

確認できます。

 

https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc01/

 

 

検索ページの「届出日」のところに、 2015/04/01 ~ で検索をかけるとすべての届出のものが見られます。

 

 

 

(機能性表示食品 届出撤回) 先月号は配信後に公表のもの

 

 

2020630日付け

C424 「NatureShape(ネイチャーシェイプ)13500」

株式会社ECスタジオ ・・・・ アフリカマンゴノキ由来エラグ酸

撤回理由 「販売終了のため」

 

 

D111 「アフリカマンゴノキ由来エラグ酸」             

株式会社リフレ ・・・・ アフリカマンゴノキ由来エラグ酸

撤回理由 「リニューアルに伴う販売終了の為。」

 

 

 

202073日付け

D193 「BHNのPS」・・・・ 大豆由来ホスファチジルセリン

D198 「BHNの黒酢」・・・・ 酢酸

D233 「BHNのボタンボウフウ」・・・・ボタンボウフウ由来クロロゲン酸

D249 「BHNのヒアルロン酸」・・・・ ヒアルロン酸Na

D269 「BHNのEPA&DHA」・・・・ EPA・DHA

E225 「BHNの緑茶」・・・・ 茶カテキン(ガレート型カテキンとして)

E840 「BHNのブロッコリースプラウト」・・・・ スルフォラファングルコシノレート

ビーエイチエヌ株式会社

撤回理由 「商品化見送りのため」

 

 

D689 「ファイバイタル 肉野菜みそスープ」

エースコック株式会社 ・・・・ イソマルトデキストリン(食物繊維)

撤回理由 「販売終了のため」

 

 

 

202077日付け

F62 「葛花茶ティーバッグ」

株式会社エルベ・プランズ ・・

・・ 葛の花由来イソフラボン(テクトリゲニン類として)

撤回理由 「発売を中止することになったため。」

 

 

 

2020714日付け

E616 「サラシアハイパー」

株式会社ドクターズチョイス ・・・・ サラシア由来サラシノール

撤回理由 「販売予定の見直しのため」

 

 

 

2020722日付け

B558 「ルナのむヨーグルト」 ・・・・GABA

D21 「ルナラボ コエナ」・・・・GABA

D185 「ルナラボ エニローズ」・・・・ローズヒップ由来ティリロサイド

日本ルナ株式会社

撤回理由 「生産終了となるため。」

 

 

 

2020年度届出一覧は、下記にて確認ください。

 

*******************

 

https://advisory-staff.org/208_ibowntkeidk/

 

パスワード   wbrdgfd

 

*******************

 

 

 

◆令和元年度大学・高校との連携による不当表示広告調査結果 (713日 埼玉県)

 

埼玉県内において、不当景品類及び不当表示防止法に違反する表示・広告等に対する監視を強化するため、大学、高校と連携して

精度の高い効果的な調査を実施し、違反事業者に対する是正指導を行う目的で毎年実施している。

 

今年度は、高校生1,359名(6校)、大学生105名(1大学)の計1,551名から1,464件の調査報告書の提出を受けた。

県では、報告があった1,464件を精査し、令和2331日に1事業者に対して行政処分を行った。
また、25事業者に対して文書による行政指導を行った。 

 

報告書

http://www.pref.saitama.lg.jp/a0310/jigyousyasido/
documents/houkokusho.pdf
 

 

******KCより補足********

(個人の報告レポートも掲載されており、高校生の視点とかがわかり、非常に興味深い報告書です。時間があれば、目を通されるとよいかと思います。)

 

 

 

◆食品表示基準の改定 (7月16日 消費者庁)

 

・食品添加物に係る表示

「食品添加物表示制度に関する検討会報告書」を踏まえ、「人工」及び「合成」を冠した食品添加物の用途名(甘味料、着色料及び保存料)及び一括名(香料)について、「人工」及び「合成」の用語を削除。 

ただし、猶予期間は2022331日。 

 

・原料ふぐの種類に係る表示

ふぐの種類について、食品衛生法第6条第2号に基づく通知「ふぐの衛生確保について」が改正されたため、ふぐの種類の標準和名のリストから「しろあみふぐ」を削除。

 

 

・特色のある原材料等に係る表示

有機畜産物について、日本農林規格等に関する法律施行令の改正により、有機畜産物等が指定農林物資として表示規制の対象となったことを踏まえ、該当する告示を引用するよう改正。 

 

食品表示基準 最新版

https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/
food_labeling_act/pdf/food_labeling_cms101_200716_22.pdf

 

 

新旧対照表

https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/
food_labeling_act/pdf/food_labeling_cms101_200716_24.pdf

 

 

食品表示基準について(通知) 最新版

https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/
food_labeling_act/pdf/food_labeling_cms101_200716_04.pdf

 

 

食品表示基準について新旧対照表

https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/
food_labeling_act/pdf/food_labeling_cms101_200716_06.pdf

 

 

Q&A 最新版

https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/
food_labeling_act/pdf/food_labeling_cms101_200716_15.pdf

 

 

Q&A 新旧対照表

https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/
food_labeling_act/pdf/food_labeling_cms101_200716_17.pdf

 

 

食品表示基準等の一部改正案に関する意見募集の結果

https://search.e-gov.go.jp/servlet/
PcmFileDownload?seqNo=0000204498

 

 

 

2019年国民生活基礎調査の結果 (717日 厚生労働省)

 

サプリメントのような健康食品の摂取の状況6歳以上の者(入院者を除く。)について、サプリメントのような健康食品を摂取している者の割合を性別にみると、 21.7%、女 28.3%で女が高くなっている。

年齢階級別にみると、男は「6069 歳」の 28.1%、女は「5059 歳」の 37.6%が最も高くなっている。 

 

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/
k-tyosa/k-tyosa19/index.html

 

 

 

◆医薬品成分を含有する製品の発見について721日 東京都 厚労省)

 

都では、いわゆる健康食品による健康被害発生の未然防止のため、都内で販売等される製品の調査及び成分検査を行っています。

今般、以下の製品の成分検査を行ったところ、医薬品成分である「シルデナフィル」が検出されました。

 

【製品概要】

品 名 通称グリーン(製品本体への記載なし)

販売者 韮沢商事株式会社(製品本体への記載なし)

製造者 記載なし

原材料名 記載なし

内容量 記載なし

消費期限 記載なし

形 状 緑色のカプセル

検出成分 1カプセル(0.44g)中「シルデナフィル」を129mg 検出 

 

https://www.mhlw.go.jp/content/11126000/
000650941.pdf
 

 

 

◆平成30年度「インターネット販売製品の買上調査」の結果 (722日 厚労省)

 

平成 31 年1月から3月にかけて、強壮・痩身効果を目的とするいわゆる健康食品と海外製医薬品を計 97 製品(健康食品 67 製品、海外製医薬品 30 製品)買い上げ、含有成分の分析調査等を実施しました。

 

調査結果の概要は以下のとおりです。

(1)強壮効果を目的とするいわゆる健康食品 55 製品のうち、49 製品からシルデナフィル等の医薬品成分を検出しました。

(2)痩身効果を目的とするいわゆる健康食品 12 製品のうち、医薬品成分はいずれの製品からも検出されませんでした。

(3)海外製医薬品 30 製品のうち、表示と異なる医薬品成分は検出されませんでした。 

 

https://www.mhlw.go.jp/content/11126000/
000651280.pdf

 

 

 

◆大麻成分THCを含有する製品について (7月28日 厚生労働省)

 

 今般、株式会社こころ(所在地:埼玉県蕨市)から販売されているCBD製品のうち、リストのとおりの製品を分析しました。

 

分析の結果、2種類8製品のうち

 CBDオイルPro900(容量10mL、賞味期限2020.02.13

 CBDオイルPro900(容量10mL、賞味期限2020.02.15

 CBDオイルPro900(容量10mL、賞味期限が記載されていないもの)

 CBDオイルPro2700(容量30mL、賞味期限2019.07.23

 CBDオイルPro2700(容量30mL、賞味期限2019.11.08

の2種類5製品から、微量の大麻成分THC(テトラヒドロカンナビノール)が検出されました。

 

THCが検出された上記2種類5製品については、大麻取締法上の「大麻」に該当する疑いがある製品であることから、お手元に残っている場合には、最寄りの地方厚生局麻薬取締部、都道府県衛生主管部(局)薬務主管課または保健所宛てにご提出いただきますようお願いいたします。

現在までに、国内において同製品を摂取したことによる健康被害が発生した例は承知しておりません。

 

 

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/
bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/yakubuturanyou/
other/torishimari_00001.html

 

 

 

◆インターネットにおける健康食品等の虚偽・誇大表示に対する要請について(令和2年4月~6月) (731日 消費者庁)

 

消費者庁では、令和2年4月から6月までの期間、インターネットにおける健康食品等の虚偽・誇大表示の監視を実施しました。

この結果、インターネットにおいて健康食品等を販売している93 事業者による107 商品の表示について、健康増進法第 65 条第1項の規定に違反するおそれのある文言等があった。

 

いわゆる健康食品(カプセル、錠剤、顆粒状等)【71 商品】・コロナウイルス対策、免疫力向上・強化、抗菌・抗ウイルス作用、生活習慣病予防、老化防止、がん予防、アレルギー抑制、鼻炎、腸内環境改善、便秘、血流改善、血行促進、口臭・体臭・加齢臭、疲労回復、めまい、耳鳴りに効果を有すること等を標ぼうする表示

 

・女性ホルモンの活性化に働きかけ、ダイエット、美肌、美髪、シミ・シワ改善、アンチエイジング、冷え性改善に効果を有すること等を標ぼうする表示

 

https://www.caa.go.jp/policies/policy/
representation/extravagant_advertisement/
assets/extravagant_advertisement_200731_0001.pdf

 

 

 

~~~健康食品によると思われる健康被害情報~~~

 

国立健康栄養研究所 健康食品素材データベース追加情報より 

 

「カフェイン」危険情報:その他

20114月~20163月までを対象に、264の病院から得られたカフェインの多量摂取 (カフェイン摂取量1.0 g以上) 関連した救急科受診事例101 (1454歳、日本) について検討した報告において、救急搬送時の一般的なバイタルサインとして、多呼吸、頻脈、意識低下、高クレアチンキナーゼ血症、高血糖、低カリウム血症、低リン血症、高乳酸血症、一般的な症状として、吐き気、嘔吐、興奮、洞頻脈であった。特にカフェイン摂取量の多い (カフェイン≧6.0 gまたは血中カフェイン≧200 μg/mL)7例では心停止をきたした。なお、101例中98例は加療により改善したが、3例は死亡した。 

Intern Med. 2018 Aug 1;57(15):2141-2146.

 

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29526946/

 

 

 

「大麦、麦芽」安全性:危険情報

54歳女性 (日本) が、植物発酵エキスを2年間、大麦若葉青汁を6ヶ月間摂取したところ (摂取量不明) 、急性肝炎を生じ加療により改善した。

DLSTにおいて摂取していた健康食品2種ともに陽性を示し、これらの摂取による薬物アレルギー性肝機能障害と診断された。

 

日本内科学会関東地方会. 2017;637:32.

 

 

 

「ヒメツルニチニチソウ、ペリーウィンクル」危険情報:一般

市販の健康食品19製品中のビンカミンおよびビンポセチン含有量を分析した研究報告において、最大でビンポセチン8.8 mg/錠を含有する製品が見つかった。

当該製品を摂取目安量通りに摂取した場合、医薬品のビンポセチン製剤(現在日本では承認整理・販売中止) の含有量以上を摂取することになり、有害事象や医薬品との相互作用が発生する可能性が示唆された。

 

千葉県衛生研究所年報. 2017; 66: 77-80.

 

https://www.pref.chiba.lg.jp/eiken/eiseikenkyuu/
shuppanbutsu/nenpou/documents/66_s01.pdf

【編集後記】

メルマガVol.88を最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今回のメルマガは如何でしたか。

「アドバイザリースタッフ研究会」は、本メールマガジン読者のみなさんのための研究会です。
多くの情報を提供するうえでも
皆さんの協力がなくては成り立ちませんので、ぜひともご協力の程

よろしくお願いいたします。

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

6月1日より食品衛生法の指定成分含有食品の健康被害情報報告の義務化がスタートして、7月には厚生労働省の方に、健康被害の届出が相当数寄せられているようです。

これらの報告により、今後どのように取り扱われていくのかも、注目していく必要がありそうです。

一方で、指定成分の通関が厳しくなっているとの情報も聞こえてきています。

こちらはGMPに基づく品質管理の一環と思われます。

食品表示の方も、既にルールにのっとり、14ポイントでの注意喚起を入れた商品が店頭に並んでいます。

7月20日からは、厚生労働省のインターネットサイトから食品のリコールの届出報告も電子届ができるようになっています。

来年6月のリコール届出完全義務化に向けた準備が着々と進んでいます。

コロナ禍の中も、行政は、食品の安全対策を推進しているようです。

健康食品だけでなく、この辺の周辺情報も、出来るだけお伝えしていければと考えています。

 

では、令和2年の夏を乗り切りましょう。 (KC)

 

 

 

~・・~・・~・・~・・~・・

 

メルマガに対するご意見、ご要望をお待ちしております。

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