2019年6月6日木曜日

アドバイザリースタッフ研究会メールマガジン Vol.74

2013年(平成25年)5月10日創刊

メールマガジン51号から100号

アドバイザリースタッフ研究会メールマガジン Vol.74
2019年6月4日発行
アドバイザリースタッフ研究会会員 様
◆お知らせ
◆行政ニュース
◆研修会・学会案内
◆研究会活動報告
◆会員の皆様へのお知らせ
◆編集後記
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この1週間、日本列島は真夏の暑さになりました。
北海道では、観測史上5月では最高気温を観測したとのニュースも報じられ、外の寒暖計は40度をオーバーするような映像まで映されていました。
まだ、身体が暑さに慣れていないこのシーズンに、急激に暑くなり、体調を崩しやすくなっていますので、十分にご自愛ください。
さて、令和に入り、初めての研修会を5月25日、国立健康・栄養研究所で開催いたしました。
多くの方に参加いただき、フロアーからもたくさんの質問もいただき活気ある研修会となり、アドバイザリースタッフ研究会としては、令和の時代の良いスタートダッシュが切れました。
今月末の大阪会場も今から楽しみにしています。

それでは、アドバイザリースタッフ研究会メールマガジン「第74号」を最後までお楽しみください。
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【お知らせ】
アドバイザリースタッフ研究会主催2019年春期研修会
大阪会場 申し込みの締め切りに関して

アドバイザリースタッフ研究会主催
「2019年春期研修会(大阪会場)」の参加申し込みは、6月23日までといたします

定員に達した場合は、それ以前であっても申し込みを終了いたします。
参加申し込み、研修会詳細は、下記より

2019年アドバイザリースタッフ研究会春期研修会 大阪会場
 時 6月29日(土)  13:00~16:30
 所 大手前大学 大手前キャンパス A72教室
講演予定
第一部   
「栄養成分表示について相談を受けるポイント・留意点」(仮題)
株式会社 食STORY 代表取締役 米倉 れい子 先生
第二部
「機能性表示食品の販売や相談を受ける際のポイント・留意点」(仮題)
アドバイザリースタッフ研究会 代表世話人 千葉 一敏 先生
定員 120名 (申込先着)
研修会参加費、アドバイザリースタッフの更新単位は、東京会場と同じ。
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【行政ニュース(5月7日~6月2日)】
◆機能性表示食品届出状況  5月
(消費者庁 5月9日、5月10日、5月15日、5月17日、5月23日、5月27日、5月30日 )
消費者庁より、機能性表示食品の届け出状況が公表されています。
5月一カ月で81品目(D-622~D-690、E1~E12)が
受理されました。
届出品目は、機能性表示食品の届出情報検索のデータベースで
確認できます。

検索ページの「届出日」のところに、 2015/04/01 ~ で検索をかけるとすべての届出のものが見られます。

(機能性表示食品 届出撤回) 先月号は配信後に発表のもの2019年4月26日付け
C150 「キノウケアシリーズ イチョウ葉」
株式会社日本薬師堂 ・・
・・ イチョウ葉フラボノイド配糖体、イチョウ葉テルペンラクトン
撤回理由 「商品化が見送られたため。」

2019年4月29日付け
B20 「カラダ「カルピス」」
B413 「「カラダカルピス」スパークリング」
アサヒ飲料株式会社 ・・・・ 乳酸菌CP1563株
撤回理由 「商品リニューアルのため。」

2019年5月7日付け
B311 「イージースムージー アサイー」
株式会社ECスタジオ ・・・・ 米由来グルコシルセラミド
撤回理由 「販売終了のため」

2019年5月8日付け
B249 「アサイー黒酢 ストレート」
株式会社Mizkan Sanmi ・・・・ 酢酸
撤回理由 「終売のため」

2019年5月20日付け
A156 「Oligonol(オリゴノール) ハードカプセル」
株式会社アミノアップ化学 ・・・・ 低分子化ライチポリフェノール
撤回理由 「販売終了のため。」

2018年度、2019年度届出一覧は、下記にて確認ください。
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パスワード: 
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◆「食品表示基準について」及び「食品表示基準Q&A」の
一部改正について (5月7日 消費者庁)
5月7日、消費者庁から、「食品表示基準について」(第15次改正)及び「食品表示基準Q&A」(第7次改正)が公表されました。

「食品表示基準について」(第15次改正) 新旧対照表

「食品表示基準Q&A」(第7次改正版)

新旧対照表

◆食育ガイド(平成31年3月改訂)の公表 (5月7日 農林水産省)
食育ガイドの最新版が公表されました。
食育ガイド(日本語版)

◆栄養成分表示に係る事業者への支援状況について (5月10日 消費者庁)
2018年10月12日に公表された「栄養成分表示に係る事業者への支援状況について、自治体及び事業者団体の取り組み」の「自治体の集計結果」に自治体の取組事例を追加されました。
自治体の集計結果

◆特別用途食品の表示許可について (5月15日 消費庁)
消費者庁では、本日(5月15日)、健康増進法第 26 条第1項の規定に基づき特定保健用食品の表示許可を行いましたので公表します。
今回許可を行ったのは、別紙の 1件(再許可特保1件)です。
サントリー食品インターナショナル株式会社 ・・
・・ 難消化性デキストリン (食物繊維として)
詳細はこちらより

◆改正食品衛生法での指定成分(案)の公表
 (5月20日 厚生労働省)
令和元年5月20日開催の薬事・食品衛生審議会 食品衛生分科会
新開発食品調査部会において、改正食品衛生法で指定される、
特別の注意を必要とする成分等(厚生労働大臣が指定。
「指定成分等」)の案が公表されました。
指定成分候補の4成分
「プエラリア・ミリフィカ」、「ブラックコホシュ」、
「コレウス・フォルスコリー」、「ドオウレン」

指定成分等候補の概要

指定成分等に係る今後のスケジュール(案)

◆平成30年度食物アレルギーに関連する食品表示に関する調査研究事業報告書を公表 (5月31日 消費者庁)
消費者庁から、平成30年度食物アレルギーに関連する食品表示に関する調査研究事業報告書が公表されました。
1.即時型食物アレルギーによる健康被害に関する全国実態調査
2.重症果物アレルギーに関する調査
3.特定原材料等による食物アレルギーの臨床像と診断法の検証

平成30年度食物アレルギーに関連する食品表示に関する調査研究事業報告書

◆平成30年度食品表示に関する消費者意向調査報告書 (5月31日 消費者庁)
消費者庁から、平成30年度食品表示に関する消費者意向調査報告書が公表されました。
消費者庁の委託を受け、株式会社ネオマーケティングが調査を行い、取りまとめたものです。
平成30年度食品表示に関する消費者意向調査報告書

【研修会・学会 案内】
(6月5日~7月7日まで)
1.NR・サプリメントアドバイザーレベルアップセミナー(名古屋) 
2.健康食品管理士会関東支部研修会
3.2019年アドバイザリースタッフ研究会春期研修会 大阪会場 
4.「長寿健康ベターエイジング」特別講演会
5.日本臨床栄養協会関東地方会
6.健康食品管理士会九州支部研修会
7.日本食品保健指導士会関西支部研修会
8.NR・サプリメントアドバイザーレベルアップセミナー(東京)
9.社福協 健康食品フォーラム
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1.2019年 NR・サプリメントアドバイザー
レベルアップセミナー(名古屋)
 時 6月22日(土)
 所 ウインクあいち10階大会議室1001
更新単位 NRSA=10単位、管理士=5単位、指導士=1単位
 
「食べるを支える一工夫」
常葉大学健康科学部看護学科 講師 小澤公人先生
「高齢期の心身の変化と栄養」
国立長寿医療研究センターNILS-LSA活用研究室 室長 大塚 礼先生
詳細は、

2.健康食品管理士会関東支部研修会
日 時 6月23日(日)
場 所 東京医科歯科大学3号館 2F 医学科講義室1
更新単位 管理士=5単位、指導士=1単位
 
「健康食品をめぐる最近の動向と健康食品管理士の役割」
日本食品安全協会 理事長 長村 洋一 先生
「食事を見直し、健康寿命をのばそう ~生活習慣病予防は減塩から~」
大塚食品株式会社 ヘルスモード部 部長    孝彦 先生

詳細

3.2019年アドバイザリースタッフ研究会春期研修会 大阪会場
 時 6月29日(土)
 所 大手前大学 大手前キャンパス A72教室
更新単位 NRSA=5単位、管理士=5単位、指導士=1単位
 
「栄養成分表示について相談を受けるポイント・留意点」(仮題)
株式会社 食STORY 代表取締役 米倉 れい子 先生
「機能性表示食品の販売や相談を受ける際のポイント・留意点」(仮題)
アドバイザリースタッフ研究会 代表世話人 千葉 一敏
詳細は、

4.第9回「長寿健康ベターエイジング」特別講演会
日 時 6月29日(土)
場 所 東京栄養食糧専門学校
更新単位 NRSA=3単位、管理士=2単位、指導士=1単位
テーマ いつまでも元気 食と健康 「口腔・腸内環境の健全化運動」
講演内容、申し込み詳細は、
http://www.shokuryo.ac.jp/better-aging/9回「長寿健康ベターエイジング」特別講演会

5.第18回日本臨床栄養協会関東地方会
日 時 6月29日(土) 
場 所 昭和女子大学 大学1号館5階 5S33教室 
更新単位 NRSA=5単位、管理士=5単位、指導士=1単位
『管理栄養士と薬剤師が手を結ぶ』
~何ができるか・新しい発見があるか・現状は?~
講 演
「地域包括支援センターや薬局における管理栄養士の現状と役割」(仮題)
株式会社フォーラル さざなみ薬局士 石井光子先生
「地域包括支援センターや薬局における薬剤師の現状と役割」(仮題)
おれんじ薬局 薬剤師 井上 俊 先生
「企業側から見た薬剤師、管理栄養士の現状や役割」(仮題)
株式会社フォーラル 専務取締役 前川和廣 先生
詳細は、

6.健康食品管理士会九州支部研修会
日 時 6月29日(土)
場 所 西九州大学グループ健康支援センター
更新単位 管理士=5単位、NRSA=3単位、指導士=1単位
講 演
「食品に含まれる発がん物質。本当に知っていますか?」
西九州大学健康栄養学部健康栄養学科 准教授 斎木 まど香 先生
「地域活性化への挑戦-佐賀県産食材を用いた商品開発プロジェクト-」
西九州大学健康栄養学部健康栄養学科 教授 安田 みどり 先生
「臨床検査データの読み方~あなたの健診の検査値は大丈夫ですか~」      
鈴鹿医療科学大学保健衛生学部医療栄養学科 教授 森下 芳孝 先生
詳 細

7.日本食品保健指導士会関西支部研修会
日 時 6月29日(土)
場 所 流通科学大学 講義棟1 3階 1311教室
更新単位 指導士=2単位
講 演
「特保、栄養機能食品等のマーケティングについて」
流通科学大学 商学部マーケティング学科 准教授  後藤こず恵 先生
「なぜ、えん下困難になってしまうのか?」
岡山大学病院スペシャルニーズ歯科センター 助教授 村田尚道 先生
詳 細

8.2019年 NR・サプリメントアドバイザー
レベルアップセミナー(東京)
日 時 6月30日(日)
場 所 有楽町朝日ホール
更新単位 NRSA=10単位、管理士=5単位、指導士=1単位
講 演
「サプリメントと内科系治療薬の意外な関係」
東海大学医学部付属東京病院 病院長 西﨑泰弘先生
「老化のライフサイエンス」
医療法人財団 百葉の会 銀座医院 院長 竹田義彦先生
詳細は、

9.社福協 第46回健康食品フォーラム
日 時 7月3日(水)
場 所 全社協 灘尾ホール
更新単位 NRSA=5単位
講 演
「機能性表示食品制度の現状」
消費者庁 食品表示企画課長 赤﨑 暢彦 先生
「食薬区分の運用について」
厚生労働省 
医薬・生活衛生局 監視指導・麻薬対策課 小川 雄大 先生
「健康食品における広告・表示の問題点 ~JAROの審査事例を中心に~」
日本広告審査機構 審査部 課長 吉田 巌 先生
申し込み等詳細は、

【研究会活動報告】
2019年春期研修会(東京) 開催報告

5月25日、国立健康・栄養研究所にて、2019年春期研修会(東京)が開催された。
当日は、全国で今年一番の暑さを記録する中、100名を超える参加者を得て、熱気あふれる研修会となった。
以下詳細は、
【会員の皆様へのお知らせ】
アドバイザリースタッフ研究会では、活動に参加していただける皆様を広く募集中です。

■「全国の健康食品相談のできるアドバイザリースタッフ」リスト参加者の募集■
リストに登録した皆さんのもとに、消費者からの相談が届きはじめている
ようです。
 をご覧ください。

■講演会・研修会 モニター募集(図書カードプレゼント付)■
アドバイザリースタッフ研究会では、講演会モニターを募集します。
をご覧ください。

■会員情報の変更について■
メールアドレスの変更は以下よりお願いします。
をご覧ください。

▼メールトラブルを防ぐためのお願い▼
A-Staff研究会のドメイン名「@advisory-staff.org」が迷惑メールに分類され、はじかれないように、メール設定をお願いします。
をご覧ください。

【編集後記】
メルマガVol.74を最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今回のメルマガは如何でしたか。
「アドバイザリースタッフ研究会」は、本メールマガジン読者の
みなさんのための研究会です。多くの情報を提供するうえでも
皆さんの協力がなくては成り立ちませんので、ぜひともご協力の程
よろしくお願いいたします。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
新元号になり、1か月が過ぎました。
もうすでに全く違和感がなくなっていることに驚いています。
昭和から平成に変わったときは、随分と長い期間、昭和と書いて書き直していましたが、今回は、全くそのようなことがありません。
加齢により、感性が鈍くなったのか、記憶力が弱くなってしまったのかわかりませんが、なんか変な感じです。
さて、機能性表示食品も制度施行5年目がスタートしました。
これまでの届け出数を見ると、
平成27年度310、平成28年度620、平成29年度452、そして平成30年度が過去最高の690で、合計2072です。
このうちすでに撤回が、183となっています。
昨年の夏ころまでは、平成30年度は過去最低の届出公表数になるのではという声も、業界では聞かれていましたが、
後半一気に公表のペースが上がり過去最高の届出公表数となりました。
平成30年度は、新成分や新機能性も多かった印象です。
また一方で、「歩行能力の改善」が医薬品的な効能とされ、販売後に撤回になるような出来事もありました。
新しく認められることになった「糖質」も既に複数成分が届出公表されています。
令和元年度には、どんな新規成分、新規機能性が届出公表されるのか、非常に興味のあるところです。
またエキスの関与成分の届出がどうなっていくのかも、注目の集まるところかと思います。
毎週、機能性表示食品のデータベースを見る習慣は、まだまだ続きそうです。  
今月末の大阪研修会で、皆さんにお会いすることを楽しみにしています。  (KC)

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メルマガに対するご意見、ご要望をお待ちしております。
メールアドレス info@advisory-staff.org
件名:メールマガジン投稿・意見・感想
に、お願いいたします。
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