2020年7月7日火曜日

アドバイザリースタッフ研究会メールマガジン Vol.87


2013年(平成25年)5月10日創刊

メールマガジン1号から50号


メールマガジン51号から100号

アドバイザリースタッフ研究会メールマガジン Vol.87

202077日 発行

アドバイザリースタッフ研究会会員 様

◆行政ニュース
◆研修会・学会案内
◆会員の皆様へのお知らせ
◆編集後記

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7月に入った矢先、九州地方が集中豪雨に見舞われました。
被害にあわれた皆様にはお見舞い申し上げます。

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今年も後半戦がスタートしました。前半は殆ど活動停止状態でしたので、少しでも挽回したいと思います。
秋の研修会も企画を検討していますが、会場の関係や集合研修の是非など、開催をするための多くのハードルがあり、難航しております。ネット配信での開催も考えておりますが、各団体資格の更新単位を受領できるかという問題もあり、悩んでいるところです。
今年の後半は、これらが少しでも解決していくことを期待しています。

それでは、アドバイザリースタッフ研究会メールマガジン「第87号」を最後までお楽しみください。

【行政ニュース】 

◆行政ニュース (6月8日~7月5日)



◆機能性表示食品届出状況  6月(消費者庁 6月8日、6月15日、6月17日、6月23日)


消費者庁より、機能性表示食品の届け出状況が公表されています。

6月一カ月で84品目(E880~E882、F1~F81)が受理されました。
2019年度は、882品目が届け出されました。
届出品目は、機能性表示食品の届出情報検索のデータベースで確認できます。

https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc01/


検索ページの「届出日」のところに、 2015/04/01 ~ で検索をかけるとすべての届出のものが見られます。

(機能性表示食品 届出撤回) 先月号は配信後に公表のもの届け出撤回の情報は下記よりチェックしてください。

2019年度届出一覧 及び 2020年度届出一覧

下記にて確認ください。

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https://advisory-staff.org/207_ibobibobs/

 

パスワード:   お問い合わせください

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◆新型コロナウイルスに対する予防効果を標ぼうする商品等の表示に関する改善要請等及び一般消費者等への注意喚起について(3) (6月5日 消費者庁)

消費者庁では、令和2年4月1日から同年5月22日までの期間、インターネット広告において、新型コロナウイルスに対する予防効果を標ぼうするウイルス予防商品の表示について、景品表示法(優良誤認表示)及び健康増進法(食品の虚偽・誇大表示)の観点から緊急監視の追加措置を実施しました。

この結果、インターネット広告においてウイルス予防商品を販売している 35 事業者による 38 商品について、今般、一般消費者が当該商品の効果について著しく優良等であるものと誤認し、新型コロナウイルスの感染予防について誤った対応をしてしまうことを防止する観点から、当該表示を行っている事業者等に対し、改善要請等を行いました。

いわゆる健康食品(カプセル、錠剤、粉末等)  【27 事業者 31 商品】
除菌・抗菌スプレー(アミノ酸、光触媒等)  【8事業者7商品】

詳細は、

https://www.caa.go.jp/notice/entry/020124/


DR.C医薬株式会社に対する景品表示法に基づく課徴金納付命令 (619日 消費者庁)
消費者庁は、本日、DR.C医薬株式会社に対し、同社が供給するマスクに係る表示について、景品表示法の規定に基づき、課徴金納付命令を発出しました。

課徴金納付命令の概要

・課徴金対象行為(違反行為)に係る商品 

「花粉を水に変えるマスク +4 くもり止めつきマスク(ふつう)」など3商品
・表示媒体 容器包装
・徴金対象行為をした期間
 平成3011日から令和元年74日までの間
・表示内容 

あたかも、本件3商品の各商品を装着すれば、本件3商品の各商品に含まれるハイドロ銀チタンの効果によって、本件3商品の各商品に付着した花粉、ハウスダスト及びカビのそれぞれに由来するアレルギーの原因となる物質並びに悪臭の原因となる物質を化学的に分解して水に変えることにより、これらの物質が体内に吸入されることを防ぐ効果が得られるかのように示す表示をしていた。

課徴金の額 857万円

https://www.caa.go.jp/notice/assets/
representation_cms212_200619_01.pdf

******KCより補足********

(健康食品ではありませんが、措置命令が出された時、反響が大きかったので、掲載しました。) 



◆令和元年度 食品表示に関する消費者意向調査報告書の公表 (624日 消費者庁)

報告書
https://www.caa.go.jp/policies/policy/
food_labeling/information/research/2019/
pdf/food_labeling_cms101_200624_01.pdf


******KCより補足********
(例年通り、保健機能食品の内容まで理解している人は少ないですね。ぜひ、時間があるときに、一読ください。)


◆特定保健用食品 公正競争規約 官報告示(624日 内閣府)
不当景品類及び不当表示防止法第三十一条第一項の規定に基づき、特定保健用食品の表示に関する公正競争規約を認定したので、同条第四項の規定により、次のとおり告示する。

認定日は、69
施行日は、821日です。
https://kanpou.npb.go.jp/20200624/
20200624h00277/20200624h002770002f.html



◆株式会社サンドラッグに対する景品表示法に基づく措置命令 (624日 消費者庁)
消費者庁は、本日、株式会社サンドラッグに対し、同社が供給する医薬品、食品等に係る表示について、景品表示法に違反する行為

(有利誤認)に該当)が認められたことから、同法の規定に基づき、措置命令を行いました。

表示媒体  新聞折り込みチラシ 
「メーカー希望小売価格」と称する価額を併記することにより、あたかも、同表「対象商品」欄記載の商品にはメーカー希望小売価格が

設定されており、実際の販売価格が当該メーカー希望小売価格に比して安いかのように表示していた。実際は希望小売価格の設定がなかった。
https://www.caa.go.jp/notice/assets/
representation_200623_01.pdf



◆「令和元年度における景品表示法の運用状況及び表示等の適正化への取組」の公表 (626日 消費者庁)

令和元年度における調査件数は、前年度から繰越しとなっている212件、年度内に新規に着手した278件の合計490件である。

同年度における処理件数は、措置命令が40件、課徴金納付命令が17件、指導が205件のほか、都道府県による処理が適当として都道府県に移送したものが29件、公正競争規約により処理することが適当として当該公正競争規約を運用している公正取引協議会等に移送して同協議会等が処理したものが27などの合計341件である。

詳細は、

https://www.caa.go.jp/notice/assets/
representation_200626_02.pdf



◆「悪質なお試し商法」に関する意見(6月 26 日 消費者委員会)
消費者委員会から、通信販売等の定期購入に対する意見書が出されました。

「お試し無料」「お試し価格〇円」「初回無料」「初回〇円」等をうたい、実際は定期購入を条件とした契約を締結させるといった、定期購入に関する消費者問題がここ数年で急増していることに対しての意見書。

https://www.cao.go.jp/consumer/content/
20200626_iken.pdf



2019年度通販広告実態調査報告書を公開 (629日 日本通信販売協会)
(公社)日本通信販売協会(JADMA)広告適正化委員会は29日、2019年度通販広告実態調査報告書を発表した。

新聞折込チラシ600件を対象に調査した結果、不適正な表示は232件に上り、前回調査よりも11件増加した。

商品群別で見ると、「健康食品」は16件、「化粧品」では17件の広告が不適正と判定された。

2019年度通販広告実態調査報告書

https://www.jadma.or.jp/pdf/2020/
koukokujittai2019.pdf



◆令和元年度 悪質事業者通報サイト実績報告
 (630日 東京都)
東京都では、複雑・巧妙化する悪質商法の手口や被害状況等を迅速に収集するため、ホームページ上で悪質事業者、誇大広告、

架空請求に関する通報を受け付けています。

令和元年度は、悪質事業者に関する通報件数が前年度に比べ約5割増加しました。

「誇大広告」通報窓口:133件

★インターネット広告についての通報が約9割

★健康食品に関する通報が約2割

(うち痩身効果をうたったものが約 6 割)

★優良誤認表示に関する通報が6割強、有利誤認表示に関する通報が約3割

詳細は、

https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.jp/
tsuho/kekka/documents/akushitsuq.pdf



◆消費者安全法に基づく重大事故等以外の消費者事故等の事故情報データバンク登録 (7月2日 消費者庁)
事故情報(食中毒情報を除く。)

事故発生日 令和2517

製品名等 健康食品

事故内容 健康食品を摂取したところ、下痢、嘔吐の症状。

発生都道府県 大阪府

https://www.caa.go.jp/notice/assets/
consumer_safety_cms201_200702_02.pdf

 

******KCより補足********

(原因は確定されていませんが、健康食品の摂取により下痢、嘔吐の症状が生じたようです。)

【研修会・学会 案内】

(7月7日~8月9日まで)

 

今月は集合研修の案内はありません。

【会員の皆様へのお知らせ】

アドバイザリースタッフ研究会では、活動に参加していただける皆様を広く募集中です。

■「全国の健康食品相談のできるアドバイザリースタッフ」リスト 参加者の募集■
リストに登録した皆さんのもとに、消費者からの相談が届きはじめているようです。

http://advisory-staff.org/guidance/ をご覧ください。

■講演会・研修会 モニター募集(図書カードプレゼント付)■
アドバイザリースタッフ研究会では、講演会モニターを募集します。

http://advisory-staff.org/guidance/#a002

をご覧ください。

■会員情報の変更について■
メールアドレスの変更は以下よりお願いします。

http://advisory-staff.org/guidance/#a003

をご覧ください。

▼メールトラブルを防ぐためのお願い▼
A-Staff研究会のドメイン名「@advisory-staff.org」が迷惑メールに分類され、はじかれないように、メール設定をお願いします。

http://advisory-staff.org/guidance/#a007

をご覧ください。

【編集後記】

メルマガVol.86を最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今回のメルマガは如何でしたか。

「アドバイザリースタッフ研究会」は、本メールマガジン読者のみなさんのための研究会です。多くの情報を提供するうえでも皆さんの協力がなくては成り立ちませんので、ぜひともご協力の程よろしくお願いいたします。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

コロナ禍の影響で遅れていた「特定保健用食品の公正競争規約」が公表されました。施行日が821日ということなので、早ければ年内にもトクホの公正マーク商品が市場に出てきそうです。

施行日までに、協議会が発足して、今後は、そこでトクホの表示や広告が監視指導されていく形になっていきます。

機能性表示食品にも公正競争規約を作る方向で動いており、数年後には結論が出そうです。

マークを付けることにより、消費者の信頼を得ることももちろんですが、使用者の体感から、長く続けられる商品が多く売れることを望みたいものです。

トクホも機能性表示食品も結果が出ないと意味がありません。

品質や広告などの適正化はもちろんですが、効果の面もより確かなものにしていってほしいと考える次第です。

今年の秋には、研修会を開きたいと準備を始めてはいますが、まだまだ開催日を決められないのが現状です。

何か良い提案があれば、ぜひ事務局にお寄せください。

マスク着用による熱中症にも注意して、上半期できなかったことを取り戻しましょう。 (KC)

~・・~・・~・・~・・~・・

メルマガに対するご意見、ご要望をお待ちしております。

メールアドレス info@advisory-staff.org

件名:メールマガジン投稿・意見・感想

に、お願いいたします。

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アドバイザリースタッフ研究会

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研究会HP→ http://advisory-staff.org/

※※このメールの転送・転載を禁止します※※

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